現地7月9日に行なわれた北中米ワールドカップ(W杯)準々決勝で、サッカーのフランス代表はモロッコ代表と対戦。2-0で快勝した。
試合序盤から優勢に立ったフランスだが、前半は28分のFWキリアン・エムバペのPK失敗もあり無得点に終わった。後半に入っても主導権を握り、60分にエムバペのゴールで先制すると、66分にはFWウスマンヌ・デンベレの得点でモロッコを突き放した。
2022年カタールW杯でベスト4だったアフリカの強豪国相手の快勝を、母国スポーツ専門放送局『RMC SPORT』が取りあげた。同メディアは「『レ・ブルー』(※フランス代表の愛称)は、今大会を通じて実質的に苦戦がなく準決勝に進出した。『驚くほどの余裕』、これが26年W杯の開幕以来、フランス代表が私たちに与え続けている印象だ」と切り出す。
その強さに識者も感心しているようで、フランス国籍を持つスポーツジャーナリストのダニエル・リオロ氏による「レ・ブルーの勝利は当然かつ当然の成果であり、技術面、戦術面などあらゆる点でフランス代表が優位に立っていた。しかし一つ疑問がある。W杯の準決勝に進むのが、レ・ブルーにとってどれほど容易なのか、私たちは本当に理解しているのだろうか? 驚くほど簡単に準決勝に進出している」というコメントを紹介した。
同氏は「付け加えるなら、以前から言われ、書かれ、私たち全員がそう思っていた。それが現実になった。サッカーでは、いつも予期せぬトラブルやサプライズが起こる。しかし今回は違った。選手たちのチームワークの良さも、チームの好成績も、エムバペの活躍も分かっていた」と戦前から予期されていたとし、「大会開始当初、私たちが抱いていた唯一の疑問は、チームのパフォーマンスそのものではなく、どうやって結果を出し、どの選手たち成し遂げるかだった。2試合を終えた時点で、『3バックにするか4バックにするか』といった議論に頭を悩ませるのはやめようと理解した」と、自信が確信に変わっていったという。
『RMC SPORT』は最後に、「次の試練は、EURO2024を制したスペインとの対戦になるかもしれない。ただ、その前提として、『ラ・ロハ』(※スペイン代表の愛称)が(現地)10日に行なわれるW杯準々決勝でベルギーを破る必要がある」と、記事を締めた。
今大会のここまでの6戦、全試合で先制して一度も追いつかれずに勝ち上がってきているフランスは、2大会ぶり3度目の優勝を視野に入れている。
構成●THE DIGEST編集部
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