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ジョコビッチがシナーにストレート負けでウインブルドン決勝進出ならず。「彼の方が1段階か2段階上だった」とプレーを称賛<SMASH>

ジョコビッチがシナーにストレート負けでウインブルドン決勝進出ならず。「彼の方が1段階か2段階上だった」とプレーを称賛<SMASH>

テニス四大大会「ウインブルドン」は大会12日目の現地7月10日に男子シングルス準決勝が行なわれ、同大会7度の優勝を誇る第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/現世界ランキング8位)がセンターコート第2試合に登場。前回覇者で第1シードのヤニック・シナー(イタリア/同1位)と対戦したが、4-6、4-6、4-6で敗れ、決勝進出はならなかった。

 両者は過去11度対戦しており、ジョコビッチから5勝6敗。ただし直近である今年1月の全豪オープン準決勝ではジョコビッチが3-6、6-3、4-6、6-4、6-4と4時間9分の激闘の末に勝利している。

 しかし約半年ぶりの再戦となった今回はジョコビッチが各セットで1度ずつブレークを献上し、2時間20分でストレート負け。男女を通じて史上最多となる四大大会25勝目はまたもお預けとなった。敗戦後の記者会見では悔しさをにじませつつ、率直にこう語っている。

「昨年は全四大大会で準決勝まで進んだが、今年は3大会を終えた時点で、決勝進出が1回、準決勝進出が1回だ。おそらく99%の選手にとっては、とても良い成績に映ると思うが、僕にとっては十分ではない。これまでの実績によって最高レベルの結果に慣れてしまっていることは、恵まれたことではあるが、同時に“苦しいこと”でもある」
 「一方で、今は自分自身にこう言い聞かせてもいる。『この年齢になってもこれほど高いレベルでプレーし、若い選手たちと四大大会のタイトルを争えるなんて素晴らしいことじゃないか』と。それは事実だ。ただ僕は常に自分自身に対して最高レベルの期待を課している。事実20年以上のキャリアを通じて、常に目標や期待値は非常に大きかった。葛藤はあるが、それらとのバランスを取りながら、もう少し謙虚に物事を受け止める必要がある」

 それでも今大会の結果には手応えも感じている。準々決勝ではウインブルドンの同ラウンド史上最長となる5時間15分の死闘の末にトップ5のフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/現4位)を破るなど、年齢を感じさせないパフォーマンスは健在だった。最後にジョコビッチはシナーを素直に称えつつ、前向きな言葉をこう口にした。

「自分に腹が立っているわけではないし、何か大きな間違いを犯したとも思っていない。ただ今日は彼の方が1段階か2段階上のレベルを発揮し、あらゆる面で本当に安定したプレーをしていた。敗戦直後は気持ち的につらいけど、まずはその現実を受け入れなければならない。それでも、コート上での姿勢や闘争心、献身ぶりなどの点で、今大会はポジティブな結果になったと思う」

 一方、全豪のリベンジに成功し、タイトル防衛まであと1勝としたシナーも「彼が今でもこれほど高いレベルのプレーを続けているのは本当に素晴らしいこと」とジョコビッチを手放しに称賛。現地12日に予定されているアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)との決勝に向けては「とても厳しい試合になるだろうけど、自分にできる最高のプレーをするだけ」と意気込みを語った。

文●中村光佑

【動画】ジョコビッチVSシナーの「ウインブルドン」準決勝ハイライト!

【画像】ジョコビッチ、シナーらウインブルドン2026を戦う男子トップ選手たちの厳選フォト!

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配信元: THE DIGEST

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