最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
映画館にでも来ている気分。ピッチを真上から見下ろす感覚も。今大会では世界最高レベルの観戦環境が提供されている【W杯戦記】

映画館にでも来ている気分。ピッチを真上から見下ろす感覚も。今大会では世界最高レベルの観戦環境が提供されている【W杯戦記】


 今回のワールドカップで使用されているスタジアムは、どこを訪れても、本当にすばらしい会場ばかりだ。

 残念ながら、あまりに広範囲での開催ゆえ、カナダにはまったく行くことができず、メキシコにしてもモンテレイにしか行っていないので、ここから先は、ほぼアメリカだけを対象とした話になってしまうが、さすがはスポーツエンタメ先進国だと、各都市で感心させられている。

 実際にスタジアムを訪れて、まず目を引くのが、大型ビジョンの巨大さと解像度の高さである。

 ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムのような、比較的小さなサイズの画面であっても、日本の基準で考えれば十分に大きく、解像度が高いので、プレーの再生映像もはっきりと見ることができる。

 ロサンゼルス・スタジアムや、ダラス・スタジアムのように、超巨大画面が天井からつるされているタイプだと、スタンドのどこからでも見やすく、それでいて鮮明なのだから、もはや映画館にでも来ている気分になる。

 実際、何かのリプレー映像を確認しようとして、画面に目をやってしまうと、ピッチに目を戻すのを忘れ、しばし画面で試合を見続けてしまうことがあったほどである。
 
 もちろん、すばらしいのは大型ビジョンだけではない。スポーツ観戦の根本であるピッチの見やすさも、本当によく考えられている。

 どの会場も、少なくとも7万人前後は収容できるような大規模スタジアムであるにもかかわらず、最上部のスタンドからでも、遠く離れたところから試合を見るというより、少々極端に言えば、ピッチを真上から見下ろすかのように観戦することができるのだ。

 というのも、アメリカのスタジアムに共通しているのは、低層階のスタンドは比較的緩やかな傾斜で横方向に広がっているのだが、高層階へ行けば行くほど、横には広がらず、縦方向にスタンドが積み上がっていく。

 つまり、たとえ最上部のスタンドであっても、縦方向にはピッチからの距離ができてしまうが、横方向にはそれほど離れない。それゆえ、ピッチを真上から見下ろすような感覚が得られるのだ。

 とはいえ、実際にスタンド最上部へ足を運んでみると、あまりの急傾斜に、高所恐怖症の人であれば、足がすくんでしまうのではないかと心配になるほどだ。

 屋根付きの屋内型スタジアムであれば、それほど高さをリアルに感じずに済むのかもしれないが、たとえば、ボストン・スタジアムのような屋外型のスタジアムだと、外の景色が見えるため、自分がいる高さによりリアリティが増してしまう。

 眺めが良いと感じるか、高くて怖いと感じるか。その判断は人それぞれだろうが、試合が見やすいことだけは請け合いだ。

 今回のワールドカップは、あまりに高いチケット代が大きな話題となっている。チケット代ばかりでなく、スタジアム内で売られている飲食物にしても、驚くほど高い。

 だが、その言い訳になるかどうかは別にして、今大会では、世界最高レベルの観戦環境が提供されていることは間違いない。そこでの満足度は高いはずである。

取材・文●浅田真樹(スポーツライター)

【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!

【画像】メッシ、エムバペ、ネイマールも! 世界のスター選手はどんなポーズ? FIFA公式ポートレートの厳選ショットを一挙公開!

【記事】「果たして前進しているのか」ブラジル戦で露呈した限界…森保ジャパンが築き切れなかった"勝利の構造"とは?【W杯総括】
配信元: SOCCER DIGEST Web

あなたにおすすめ