前作は「別班」「公安」「テント」を巡る謎が謎を呼び、日曜夜のSNSは考察班で溢れ返った。最終回は世帯視聴率19.6%。近年の民放ドラマでは文句なしの勝利。ところが、肝心のTBS幹部は笑っていなかった。
「視聴率は取れるが、問題はそこじゃない。制作費を回収できなければ社内的には勝ちにならない。前作も大ヒットの裏で、採算面では相当苦しかったと聞いている」(制作関係者)
前作の段階で、制作費は1話1億円規模とささやかれた。通常の民放プライム帯ドラマなら、1話3000万〜5000万円でも十分に大作扱い。ところが『VIVANT』は、海外ロケ、大物キャスト、巨大セットと、金のかかる要素を全部盛りにした作品。しかも新章は2クール連続の放送だ。
「TBSは今さらこの編成を降りられないんです。ここで規模を小さくしたら『VIVANT』ではなくなる。かといって、前作以上に金を突っ込めば、局内の経理が黙っていない。現場はお祭り騒ぎだが、上層部は胃薬が手放せない状態です」(TBS関係者)
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海外配信での大ヒット狙うも、"考察ドラマ"は海外に不向き
頼みの綱は海外配信と二次展開。しかし、前作はNetflixの日本ランキングで首位を取るも、世界を巻き込む大ヒットには至らなかった。日本の視聴者なら「別班」という響きだけで国家の裏側を想像できるが、海外視聴者にとっては馴染みがないという。
「配信の世界は、最初の数分で分からなければ、視聴者は離脱する。日本では"考察できるドラマ"が強みになったが、海外では"説明が多いドラマ"はNGなんです」(芸能プロ関係者)
華やかな番宣の裏で、TBS上層部はそろばんを弾き続けている。
果たして続編は前作を超える大ヒットになるのか、それとも――。
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