現地7月11日、北中米ワールドカップ準々決勝でアルゼンチン代表がスイス代表に3-1で勝利した。
連覇を狙うアルゼンチンが前半に先制した。10分、FWリオネル・メッシが蹴ったCKをニアでMFアレクシス・マカリステルが頭ですらしてサイドネットに流し込んだ。
スイスはフィジカルが強いCFブレーム・エムボロ、スピードのある左ウイングのダン・エンドイェを起点として攻撃を展開。MFグラニト・ジャカを中心にボールを持って試合を優位に進めると、67分に左SBリカルド・ロドリゲスとのワンツーでエリア内に侵入したエンドイェがGKの股を抜くシュートを決めた。
しかし、同点に追いついたスイスに落とし穴が待っていた。攻撃のキーマンだったエムボロが72分に2枚目のイエローカードを受けて退場となった。最初はタックルを仕掛けたMFレアンドロ・パレデスに警告が出ていたが、VARの介入とオンフィールドレビューの結果、エムボロが自ら倒れたシミュレーション判定となった。
10人になったスイスは5-3-1として守備に比重を置き、一方のアルゼンチンは78分に左SBニコラス・タグリアフィコ→MFニコラス・ゴンサレス、85分にMFロドリゴ・デ・パウル→FWラウタロ・マルティネス、右SBナウエル・モリーナ→ゴンサロ・モンティエルに変更。4-4-2から4-3-3に変えて前線を厚くした。
90+2分には、エリアのすぐ外でメッシが左足のシュートフェイントから右足を振ったが、ポストの右に外れた。一方的にスイスを押し込むアルゼンチンの攻撃が続くと、90+8分にはメッシのCKからファーサイドでDFリサンドロ・マルティネスがボレー。しかし、GKグレゴル・コーベルのビッグセーブに阻まれた。
試合は1-1のまま延長戦に突入しても、アルゼンチンの一方的な展開が続き、93分、95分に途中出場のFWティアゴ・アルマダが連続シュート。際どいシーンを連発する。一方のスイスも99分にジャカがミドルを放つなど、ひとり少ないながら反撃の姿勢を見せた。
迎えた112分、スタートから出場していたFWフリアン・アルバレスがスーパーゴールだ。左45度から右足を振りぬくと、弧を描いた軌道はゴール隅に吸い込まれた。2-1と先行したアルゼンチンはさらに120+1分、ロングカウンターからFWラウタロ・マルティネスがダメ押しゴールを決めた。
3-1でスイスに勝利してベスト4に進出。W杯連覇へまた一歩近づいたアルゼンチンは、日本時間7月16日に行なわれる準決勝でイングランドと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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