『G1 CLIMAX 36』アメリカ・NOW ARENA(2026年7月11日※現地時間)
Aブロック公式戦 ○辻陽太vsKONOSUKE TAKESHITA×
真夏の祭典G1 CLIMAXがシカゴの地で開幕。IWGPヘビー級王者・辻が昨年覇者・TAKESHITAとの激闘を制して白星スタートを切った。
現TV王者で昨年覇者・TAKESHITAは史上5人目の連覇がかかる。対する辻は1995年の武藤敬司、2000年の佐々木健介に次ぐ史上3人目のIWGP王者による優勝を狙う。1・4東京ドーム大会のダブルタイトルマッチ(辻が勝利)以来となる両者の対決が開幕戦でいきなり実現した。
静かな立ち上がりからTAKESHITAがフロントハイキックを見舞えば、辻はコルバタで場外に吹き飛ばし、トペスイシーダで突っ込む。辻が腰攻めで攻勢を続けたが、TAKESHITAもカウンターのジャンピングニーで反撃。トペコンヒーロで突っ込む。リングに戻ってもタケシタラインを放ち、エクスプロイダーを敢行。辻もバックブリーカー、フェースバスター、ストンプの連続攻撃で反撃し、コーナーを背負った場外でストンプ攻撃を決めたが、TAKESHITAはひとでなしドライバー、ジャーマンの連続攻撃で応戦した。
辻もカウンターのフロントハイキックでやり返したが、TAKESHITAはロープのリバウンドを利してのブルーサンダーで叩きつける。ワガママは辻がキャッチして1・4ドームでのフィニッシュとなった逆エビ固めで捕獲。そのまま立ち上がってクラッシュドライバーで叩きつける。ジーンブラスターはTAKESHITAが回避し、リバースフランケンシュタイナーで逆襲。再びジーンブラスターを狙う辻をワガママで撃墜した。
辻もレイジングファイヤーをことごとく阻止して張り手をフルスイング。頭突きをぶち込むと、Silver Liningで巻き返す。マーロウクラッシュはTAKESHITAが食い止め、トップロープからの雪崩式バックドロップを敢行。ダブルダウンから同時に起き上がると、意地のエルボー合戦で火花を散らす。辻がトラースキックを見舞えば、TAKESHITAはワンツーエルボー連打で徹底抗戦。仁王立ちした辻がチョップでやり返しても、強烈なエルボーでねじ伏せた。
すかさずTAKESHITAがワガママを狙って突っ込んだが、辻はジーンブラスターで迎え撃った。掟破りの逆ワガママを見舞うと、1カウントで返すTAKESHITAをジーンブラスターでねじ伏せる。さらにファイヤーブラスターを爆発させてようやくTAKESHITAを仕留めた。
辻が昨年覇者・TAKESHITAを激闘の末に破ってG1白星スタート。「新日本プロレスの最も暑い夏、G1 CLIMAX 36が始まった。IWGPヘビー級チャンピオンの俺が優勝する」と英語で宣言した辻は「おい、シカゴ! 覚悟はいいか! アー・ユー・レディG1!」と絶叫してG1開幕戦シカゴ大会を締めた。
バックステージで「TAKESHITA、ハードな相手だったぜ、まったく。でもこうしてこのアメリカの地で、ここシカゴで、俺がIWGPヘビー級チャンピオンとして勝ったことに意味があるんだ」と振り返った辻。「俺はな、IWGPヘビー級チャンピオンとしてこのベルトを、そしてこの団体を守るんだ」とG1制覇にかける覚悟を示した。次戦は7・18札幌大会。2008年覇者・後藤との対戦を控える。
【辻の話】「(※イスに座り)TAKESHITA、ハードな相手だったぜ、まったく。でも、こうしてこのアメリカの地で、ここシカゴで俺がIWGPヘビー級チャンピオンとして勝ったことに意味があるんだ。言ったろう? 俺はな、IWGPヘビー級チャンピオンとしてこのベルトを、そしてこの団体を守るんだ。そういえば、あわよくば、どうせアメリカまで来るんだったらトニー・カーンオーナーと交流を深めたいところだったが、トニー・カーンオーナーもAEWの『Collision』があるようだな。その機会はまたお預けになるかな。でも、一つ覚えてくれ。俺はIWGPヘビー級チャンピオンとしてこの団体を守るんだ。それがIWGPヘビー級チャンピオンの役目だ」
【TAKESHITAの話】「(※腰を下ろして)いやあ、負けたな、ハッハッ。ああ、負けたか。そう。まあ、まあ、そうね、始まったばっかり。まだ始まったばっかり。俺のG1始まったばっかりや。今年も楽しみ。だって、このG1の季節しか全国回られへんから。日本で1ヵ月試合できんの楽しみやし、こうやってシカゴ、シカゴ何回も試合してるけど、いつもホンマ俺のホームなのかなっていうぐらい、シカゴのファンもいっつも応援してくれて、もう凄い力になったし。全然そんな偽善ぶるつもりないねんけど、ホンマにこうなんやろう。応援されるような人間じゃないから、俺は。俺は俺のために頑張ってるし、俺は好きなプロレスのために頑張ってるだけやから。そんなみんなにチヤホヤされてキャーキャーヒューヒュー言ってもらう立場じゃないねんけど、やっぱり嬉しい。ありがとう。Thank you so much! ホンマにありがとうございます。いや頑張るよ。今年のG1もこっから見てて。2連覇するから。それしか見てないから。次はいよいよ日本でジェイク・リーやな。ジェイクさん、俺とジェイクさんの出会い、俺たちは憶えてますよね? 俺たちを繋げてくれた人間がいるじゃないですか。ジェイク・リー、今のジェイク・リーもええけど、なんか俺たちに夢見てくれた、あの頃の“竹下幸之介"とジェイク・リーで、良かったら北海道やりましょう。期待してますよ。(※立ち上がってTVカメラを指差し)今年の俺も強いで」

