『G1 CLIMAX 36』アメリカ・NOW ARENA(2026年7月11日※現地時間)
Bブロック公式戦 ○カラム・ニューマンvs上村優也×
ニューマンが上村との熱戦を制し、G1史上最年少優勝へ向けて好スタートを切った。
3度目の出場となる上村は「ニュースタンダードなストロングスタイル」を見せつけての初優勝を誓っている。対するニューマンはNEW JAPAN CUP、IWGPヘビー級王座に続く3つ目の最年少記録更新がかかる。両者による注目対決が開幕戦で実現した。
エルボー合戦で幕を開けると、上村がアームドラッグを連発し、アームロックで捕らえる。ニューマンもスピードを駆使してのフロントハイキックで反撃。客席に連行すると、全力疾走式ドロップキックを見舞っていく。上村がリングに戻った瞬間、ニューマンが顔面を蹴り上げたが、上村もダイビングボディアタックで反撃。アームドラッグ、ドロップキックの連続攻撃からポーズを決めて鼓舞した。
ペースをつかんだ上村はハーフハッチからのチキンウイングアームロックで捕獲。ニューマンもジャーマンを阻止して飛びつき式胴締めスリーパーで捕らえたが、上村はハイキックをかいくぐってジャーマンで投げ、フロントハイキックを食らってもカウンターのドロップキックを発射。ハーフハッチで投げると腕ひしぎ逆十字固めで捕らえる。ニューマンが丸め込みで切り返しても、上村は腕固めでさらに切り返した。
ロープに逃れたニューマンだが、テーピングを施した左肩のダメージで動きが止まってしまう。それでもツバを吐いて挑発し、上村がドロップキックを見舞ってもカンヌキスープレックスを決めさせず。プリンスズカースで突き刺す。カウンターのラリアットを振り抜くと、MAKE WAYを狙ったが、上村は阻止した次の瞬間、カンヌキスープレックスで投げ、ライオンズシャイナーを発射した。
2カウントで返したニューマンは2発目のライオンズシャイナーを自爆させ、エクスカリバーを投下。上村のバックドロップ、ニューマンのプリンスズカースを読み合うと、上村がドロップキックを見舞えば、ニューマンはオーバーヘッドキックで応戦。上村がドラゴンスープレックスでニアフォールに追い込んだが、ニューマンはラリアットを振り抜くと、MAKE WAYで突き刺して3カウントを奪った。
ニューマンが熱戦の末に上村を破って初戦白星。史上最年少優勝へ向けて好スタートを切った。自身にとってこれが初のアメリカマット。ニューマンは「“プリンス"らしく振る舞ったまでだ。堂々と現れ、スーパースターとして輝き、俺を疑っていた連中が間違っていたことを世界に証明した。そして、この俺が世界最高峰の1人だってことも」と当然の結果と言わんばかりに勝ち誇った。
敗れた上村はNEW JAPAN CUPに続く敗戦に悔しさを爆発。「G1、今日始まったけど、俺が勝ってカラム、もう1回、もう1回、もう1回、俺と闘ってくれ」と再戦を訴えた。ニューマンも呼応するように「ユーヤ、お前のコメント読んだぞ。ライバルが欲しいって? だったら、もういるじゃないか。この団体で何度でも、いつでも、どこでも、また闘いたいと思える相手は、お前しかいない。お前も俺やK.O.B、フジタ、オーイワ、ツジと並べて語られる存在だ。新日本が誇る最高峰のレスラーの1人としてな。そして、それはつまり世界最高峰のレスラーの1人ということでもある」とライバル認定していた。
両者の次戦は7・19札幌大会。ニューマンは成田と対戦。初白星がかかる上村の相手はウルフとなる。
【ニューマンの話】「クソ、後頭部から血が出てるのか? (※後頭部に手をやり、確認する)ああ、出てるな。まったく、とんでもないヤツだ、ユーヤ……ユーヤ、お前のコメント読んだぞ。ライバルが欲しいって? だったら、もういるじゃないか。この団体で何度でも、いつでも、どこでも、また闘いたいと思える相手は、お前しかいない。お前も俺やK.O.B、フジタ、オーイワ、ツジと並べて語られる存在だ。新日本が誇る最高峰のレスラーの1人としてな。そして、それはつまり世界最高峰のレスラーの1人ということでもある。この国に足を踏み入れたのは今回が人生で初めてだ。何をしたって? “プリンス"らしく振る舞ったまでだ。堂々と現れ、スーパースターとして輝き、俺を疑っていた連中が間違っていたことを世界に証明した。そして、この俺が世界最高峰の1人だってことも。(※痛めていた左肩を動かし)こんなことで俺は止まらない。この1ヵ月、家のソファに座って過ごして数々のチャンスを逃してきた。3人もの医者に診てもらって『Forbidden Door』に出させてくれと必死に頼んだ。でも、誰1人として首を縦には振らなかった。最後は新日本もNGを出した。行かせてもらえなかったんだ。でも今は(※日本語で)チョット、ゲンキ、ネ? (※英語に戻し)ウィル(・オスプレイ)……モクスリー……。何を企んでるのか、ちゃんとわかってるぞ。俺たちがずっと言い続けてきたことも、お前らは全部見てるんだろ。『(AEW)Dynamite』に乗り込んで以来、ずっとな。日本へ来る気がないっていうなら、それでいい。俺たちが喜んでそっちへ行ってやる。ただ一つだけ覚えておけ。俺がこの件を忘れて水に流したなんて思うな。ウィル、またすぐに会おう。道を開けろ、そして王冠にキスをするんだ」
【上村の話】「ああ、クソッ! 春のリベンジ、アイツから獲らなきゃいけなかったけど、今日も負けちゃった。G1、今日始まったけど、俺が勝ってカラム、もう1回、もう1回、もう1回、俺と闘ってくれ」

