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「これほど酷い彼は見たことがない」衝撃の105分でタッチ数21回…“ありえない事態”となった怪物FWに何が起きていたのか【W杯】

「これほど酷い彼は見たことがない」衝撃の105分でタッチ数21回…“ありえない事態”となった怪物FWに何が起きていたのか【W杯】


[北中米W杯・準々決勝]イングランド 2-1 ノルウェー/7月11日/マイアミ・スタジアム

 現地7月11日にマイアミで開催された北中米ワールドカップの準々決勝で、ノルウェー代表がイングランド代表と対戦。延長戦にもつれ込む死闘の末に、1-2で逆転負けを喫した。

 ここまで出場4試合で7ゴールを挙げていたエースのアーリング・ハーランドは、「これほど酷い彼は見たことがない」というぐらいの不調だった。実際、リードを許している展開で、延長戦のハーフタイムにまさかの交代となった。通常であれば、ありえない事態だ。

 ともにマンチェスター・シティの同僚であるジョン・ストーンズとマーク・ゲイのCBコンビに抑え込まれたというよりは、明らかにコンディションが万全ではなかった。いつものような動き出しがほとんどなく、延長戦に入る前から膝に手を当てるシーンが散見された。出場105分間でタッチ数21回というのは衝撃だ。
 
 いったい何が起きていたのか。25歳のストライカーは、「70分を過ぎて以降、給水タイムの後から、疲れ始めていると感じた。あの湿度の中でのプレーは本当に特殊な状況だった」と語った。

 この日の気温は、17時のキックオフ時点で31度。少し歩いただけでも汗がどっと出る、うだるような暑さだった。このマイアミ特有の蒸し暑い気候が、怪物の身体を蝕んでいたのだ。

 ストーレ・ソルバッケン監督も、「彼はもう限界だった。試合を重ねるごとに、持てるエネルギーとパワーをすべて使い果たしていた。それに、後半に太ももを痛めたようだ」と途中交代を決断した理由を説明した。

 大幅なターンオーバーをし、欠場したフランス戦以外の4試合はフル出場していただけに、疲労も蓄積していたのだろう。

 それでも、チームはイングランドと互角に渡り合った。ラウンド16ではブラジルを破った。ハーランドとノルウェーが、今大会で鮮烈な印象を残したのは間違いない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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