
AKB48が7月11日、12日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで「AKB48 19期生昇格記念LIVE ~次の夏まで、ギンガムチェック~」を開催。計4公演が行われ、最後の12日夜公演では、5月にグループを卒業した19期生の白鳥沙怜もゲスト出演し、同期の記念ライブに華を添えた。
■19期生、20期・21期研究生によるフレッシュライブ
2024年3月に加入した19期生。2025年12月に昇格してから約7カ月が経ち、伊藤百花は前作「名残り桜」に続き、8月19日(水)リリースの「好きish」でもセンターを担当。奥本カイリ、川村結衣も中心メンバーとしてAKB48を盛り立てている。
今回の公演には、19期生の伊藤、奥本、川村に加え、20期研究生の大賀彩姫、近藤沙樹、丸山ひなた、21期研究生の高橋舞桜、田中沙友利、牧戸愛茉、森川優、渡邉葵心が出演。これからのAKB48を担う若手メンバーたちがステージを彩った。

■19期生の原点「ギンガムチェック」で開幕
ライブは19期生のお披露目曲でもあった思い出の「ギンガムチェック」でスタート。5曲を終えた最初のMCで、伊藤は「この2年間、19期生みんなで成長してきて、こうしてコンサートが開けるのは、皆さんがいつでもそばにいてくださったからだと思います。今日は感謝の気持ちを精一杯伝えられるように、全力でパフォーマンスします!」と意気込みを語った。
今回の公演では、5月に卒業した白鳥がゲスト出演することが事前に発表されており、MCでは20期・21期研究生が一人ずつ白鳥の好きなところを明かす場面もあった。
「すごく大人っぽくてしっかりしてる感じなんですけど、同期の皆さんにはふわふわで甘えん坊なところ」「会ったときにいつも『まおちゃーん!』って言ってハグをしてくれるところ」「『白鳥様』とお呼びしたいぐらい、気品あふれる『おはようございます』」など、微笑ましいエピソードで会場を和ませた。

■ソロコーナーで登場の白鳥に大歓声
続く19期生ソロコーナーでは、奥本がエレキギターの弾き語りで「虫のバラード」をロックに奏で、川村は「それでも好きだよ」、伊藤は「大人ジェリービーンズ」をキュートに歌唱。そして最後に純白の衣装に身を包んだ白鳥がステージに登場すると、会場は大歓声に包まれる。手拍子に迎えられながら、バラードの名曲「泣きながら微笑んで」をしっとりと歌い上げ、優しい歌声で会場を包み込んだ。
その後のMCでは、伊藤が「沙怜ちゃんがいてくれる!幻(まぼろし)みたいだけど、本物です!」と再会を喜ぶと、白鳥も「今日をずっとずっと楽しみにしていて。ステージへ出た瞬間、皆さんが『わぁ! 白鳥沙怜!?』という反応をしてくださって、本当にうれしかったです」と笑顔。
伊藤が「こうして19期生昇格記念コンサートを皆さんと迎えられて、沙怜ちゃんも来てくれて私もハッピーです!」と呼びかけると、白鳥も「私もハッピーです! ありがとうございます!」と応え、変わらない同期の絆に会場から大きな拍手が送られる。

■白鳥も加わり届けた19期生の思い出の曲と絆
中盤以降も白鳥はライブに参加し、「涙はいつの日か」「Only today」などを同期や後輩たちとパフォーマンス。さらに、19期⽣の昇格記念楽曲「単!サイ!ボーグ」や、2024年発売のカバーアルバムに収録した19期生による「行くぜっ!怪盗少女」(ももいろクローバーZ)など19期生の思い出の楽曲が続き、会場のコールは一段と熱を帯びる。
そして、伊藤の初センター曲「名残り桜」から「遠くにいても」と続け、全27曲を届けた本編が終了。19期コールに応えたアンコールでは、円陣を組んでから「初日」「転がる石になれ」を披露し、白鳥が公演を振り返った。
白鳥は「この昇格記念ライブに出演できるって決まった日から、ずっとずっと今日を楽しみにしてました。そんな今日がもうすぐ終わろうとしています。本当に寂しいんですけど、これまで19期みんなで歩んできたこの道のりを、このコンサートで皆さんに見ていただけたと思うので、本当にすごく楽しかったです!」と笑顔でコメントした。
最後にオールキャストで「少女たちよ」を届けてアンコールは終了。しかし、鳴り止まない19期コールに応えるようにスクリーンに19期生が登場すると、伊藤が「まだまだ皆さん、盛り上がっていけますかー!」と呼びかける。そして、「最後は、19期生にとって、とっても大切なあの曲で終わりたいと思います」と伝え、白鳥を含む全員が再びステージへ。ダブルアンコールでは、この日二度目となる「ギンガムチェック」を熱唱した。

■「 一緒に未来に向かって頑張っていこうね!」と伊藤と白鳥の誓い
エンディングでは19期生の4人がそれぞれあいさつ。奥本は「これ以上泣きません!最後はね、泣かないって決めてたんで。もう、思うことが多すぎるんですけど…沙怜ちゃん、今日一緒に出られて本当に楽しかった。ありがとう!」と感極まりながら白鳥へ感謝を伝える。
川村は「本当に楽しかったです!自分が想像していたよりも全力のパワーを出し切って、皆さんと一緒に楽しめたんじゃないかなって思います。ありがとうございました!」と達成感あふれる表情でコメント。
白鳥は「思うことは本当にたくさんあって、言いたいこともたくさんあるんですけど、悲しく終わりたくないので、明るく終わります!楽しかったー!ありがとうございましたー!」と笑顔で手を振る。
最後に伊藤は、「こうして素敵な場所で、素敵な皆さんと時間を共にできたことを幸せに思います。昇格はここからのスタートだと思います。これからみんなで力を合わせて頑張っていきます。沙怜ちゃんも今日は出てくれてて本当にありがとう!一緒に未来に向かって頑張っていこうね!」と呼びかけ、19期生の新たなスタートを力強く誓った。
鳴り止まない拍手と歓声の中、ステージに残った4人は「ありがとうございました!」と深々と一礼。大きな声援に手を振りながら、ステージを後にした。
◆取材・文=鈴木康道


■「AKB48 19 期生 昇格記念LIVE ~次の夏まで、ギンガムチェック~」
◇7月12日(日)◇神奈川・KT Zepp Yokahama
<出演>
19期生:伊藤百花、奥本カイリ、川村結衣
20期研究生:大賀彩姫、近藤沙樹、丸山ひなた
21期研究生:高橋舞桜、田中沙友利、牧戸愛茉、森川優、渡邉葵心
特別出演:白鳥沙怜
<セットリスト>
M01. ギンガムチェック (19期生)
M02. 快速と動体視力 (19期生・20期研究生)
M03. あの夏の防波堤 (ALL)
M04. Seventeen (ALL)
M05. 夢へのルート (ALL)
M06. 365日の紙飛行機 (19期生)
M07. 初恋に似てる (20期研究生・21期研究生)
M08. 虫のバラード (奥本)
M09. それでも好きだよ (川村)
M10. 大人ジェリービーンズ (伊藤)
M11. 泣きながら微笑んで (白鳥)
M12. てもでもの涙 (奥本・近藤)
M13. 永遠プレッシャー (川村・大賀・丸山・田中・森川・渡邉)
M14. ツンデレ! (伊藤・牧戸+白鳥)
M15. 涙はいつの日か (19期生・20期研究生+白鳥)
M16. Only today (伊藤・奥本・川村・大賀・近藤・丸山・森川+白鳥)
M17. さよならクロール (20期研究生・21期研究生/バックダンサー:19期生+白鳥)
M18. そんなに好きだったら (20期研究生・21期研究生)
M19. 行くぜっ!怪盗少女 (19期生)
M20. 君のことが好きだから (20期研究生・21期研究生)
M21. 涙売りの少女 (19期生・20期研究生)
M22. チャンスの順番 (21期研究生)
M23. PARTYが始まるよ (19期生・20期研究生)
M24. 手をつなぎながら (伊藤・奥本・川村・大賀・近藤・丸山・田中・渡邉)
M25. 単!サイ!ボーグ (伊藤・奥本・川村・近藤+白鳥)
M26. 名残り桜 (伊藤・奥本・川村・大賀・近藤・丸山・田中・渡邉)
M27. 遠くにいても (ALL+白鳥)
~アンコール~
EN01. 初日 (ALL+白鳥)
EN02. 転がる石になれ (ALL+白鳥)
EN03. 少女たちよ (ALL+白鳥)
~ダブルアンコール~
EN04. ギンガムチェック (ALL+白鳥)
※高橋舞桜の高は「はしごだか」が正式表記

