7・25神戸大会の三冠ヘビー級選手権試合「宮原健斗vs綾部蓮」へ向けた会見が13日、都内・全日本事務所で行われた。
宮原は6・18後楽園大会で鈴木秀樹を破って三冠王座7度目の防衛に成功し、7・25神戸大会をV8戦の舞台に指定。綾部が6・24新木場大会における6人タッグマッチで宮原に直接勝利し、挑戦を決めた。
綾部の三冠挑戦は2024年10・22後楽園大会で第73代王者・青柳優馬に敗れて以来、1年9ヵ月ぶり2度目。宮原とは全日本入団直後の2024年4月、チャンピオン・カーニバル公式戦で対戦し、勝利している。
その入団を直訴した相手も宮原だった。フリー参戦時、「全然、結果も出せず路頭に迷っていた。自分自身、自問自答の日々だった」という中での決断で、「今思えばあの時、宮原健斗が手を差し伸べてくれたじゃないですけど、向き合ってくれたから入団してからの自分がある部分は大きい」と感じてはいる。
だが、戦いとなれば関係ない。「路頭に迷っていた綾部蓮とは全く別物だよっていうのを宮原健斗に体で刻み込みたい」と見据えた綾部は「でかいは正義というのを証明します。絶望の夏になるでしょう」と三冠初戴冠を予告してみせた。
迎え撃つ宮原は「一つ綾部蓮の怖さがあるとすれば、この三冠ベルトがかかった綾部蓮というのを俺は経験したことがない。三冠での綾部蓮が未知数だということに怖さはある」とする一方で、「ただシングルでのスタミナという部分はまだ彼とそういった試合をしたことないので、そこが未知数で、怖さもありますけど、宮原健斗に触れることによって、彼が達したことのないゾーンに達することで、もしかしたら彼が絶望を感じることがあるかもしれない」とけん制した。
6・24新木場大会では綾部のアイアンメイデンに苦杯をなめたが、同じ轍を踏むつもりはさらさらない。「デスルーレット、アイアンメイデン、もうその二つは俺は食らったことがある。そう、俺の頭の中に彼の必殺技はインプットされ、対策は練っている」と前置きし、「ということは、その二つの必殺技をもう俺に通用することはない」と断言してみせた。
これには綾部も黙っていない。「神戸、前哨戦を通じて、その考えは覆ることになるんじゃないかなとは思います。そこは戦いを見てもらえば自ずとわかるんじゃないかな」と自信満々に反論。写真撮影時、宮原が「さあ、7月25日、勝負だ」と迫ると、綾部は不敵な笑みとともに最高男の頭を撫で回して挑発していた。

