7・25神戸大会の世界ジュニアヘビー級選手権試合「田村男児vs“ミスター斉藤"土井成樹」へ向けた会見が13日、都内・全日本事務所で行われた。
田村は6・18後楽園大会で2年3ヵ月ぶり2度目の世界ジュニア王座戴冠。6・24新木場大会におけるタッグマッチで田村にピンフォール勝ちを収めた土井が7・25神戸大会で挑戦することになった。
土井は勝利すれば2025年1月に第69代王者から陥落以来、1年半ぶり3度目の戴冠。「俺はどの団体でも言ってる通り年齢もキャリアも関係ない。挑戦することをあきらめずに、チャンピオンに突っ込んでいきたい」と誓った。対する田村も「キャリア、年齢関係なくぶち当たってくるって言ってたんだけど、それはファイトスタイルでもチョップとか打撃とかなんでもそうだけど、そういうのが体から伝わってくる」と実感。「僕も思いっきり叩き潰す。チャンピオンらしく強く、どっしりしたもので迎え撃ちたい」と呼応するように宣言した。
会見中、土井は「何回も対戦して力強さ、破壊力違うな」とし、「田村男児ヘビー級疑惑」を指摘した。そこで自ら体重計を用意し、「今から抜き打ちの公開計量したい」と宣言した。
すると田村も素直に応じ、体重計に乗った。が、計測された数値は106キロ。全日ジュニアの体重規定は105キロ未満。1キロオーバーで土井は「やっぱりそうでした。僕が思ってた通りです。ヘビー級ですよ。おかしいでしょ? 106キロってヘビーやん。ジュニアちゃうでしょ?」と指摘した。
疑惑が事実となりかけたが、田村が練習生二人にスーツを脱がせてもらって状況が変わった。再び体重計に乗ると、計測結果は96.2キロ。無事、ジュニアのリミットをクリアした。これには土井が「おかしいやろ? これ。お前、何か細工したやろ? 10キロも落ちてるやんけ。どういうことや? 今のジャケット何が入っとってん? どんだけ重いもん背負ってんねん?」と疑惑の目を向けたが、田村は「普段から10キロの重り背負って歩いてる」と説明。これには土井も「ヘビー級と思ってたのに全然ジュニアやったね。皆さん、すいません。お騒がせしました。納得いかないですけどね」と不満を残しながらも謝罪した。
田村は「やっぱ鍛錬が大事だと思うんで。そういう意味では10キロ背負って歩くと。坂道も階段も。駅だったらエスカレーターじゃなく階段を歩く。産まれてからずっと」と追加説明。「やっぱり足腰が。大地を踏みしめてるなって感じながら歩いてた」と効果を話したが、土井の「おかしいやろ? そんなことあるか? オギャアオギャアって重り背負ってんの?」との指摘を取材陣からさらに突っ込まれると、田村はしどろもどろに。会見場に笑いが起こると、土井は「タイトルマッチの記者会見で…これだけ笑かすことができる。これはやばいっす。正直やばいっす。普段と違う。だいぶ俺、押されてるわ」と自身も笑いをこらえきれず危機感を抱いていた。

