今月の28、29日に行なわれるマイナビオールスターゲーム2026の監督推薦選手が発表され、横浜DeNAベイスターズからは牧秀悟内野手、東克樹投手、ショーン・レイノルズ投手の3名が選出された。
喜びの会見では、他球団のスター選手たちとの交流や対戦への期待、 そしてファンへの熱い思いを各々が語った。
☆ 新外国人は歓喜、常連勢もさらなる刺激求める
選出の喜びについて、5回目の選出となる主砲の牧は「本当に光栄。色んなセ・リーグのチームの素晴らしい選手が見られるので、すごく楽しみ」と笑みを見せた。
また4回目となる東も「楽しんでプレーしたい。色んな選手に色んなことを聞いて、さらなるレベルアップに繋がったら」と、球宴の舞台を学びの場として活用したいと言葉に力を込めた。
来日1年目にして大舞台への切符を手にしたレイノルズは「本当に誇りに、光栄に思う」と感慨深げにコメント。アメリカでも顔なじみの「ヤクルトの(ホセ)キハダ、オリックスの(アンダーソン)エスピノーザ、カープの(テイラー)ハーンらと顔を合わせられることが非常に楽しみです」と旧交を温めたいと表情を緩ませた。
続けて「今隣に立っている2人も素晴らしいシーズンを送っていて、彼らと一緒に選ばれたことも嬉しい。楽しむこと、感謝を持ってプレーすることを心掛けたい」と語り、チーム想いの一端を垣間見せた。
☆ パ・リーグの強敵との対戦へ意欲
オールスターならではの「対戦してみたい相手」の問いには、それぞれの個性が光る回答が並んだ。牧が名前を挙げたのは、母校・中央大の後輩にあたる岩城颯空投手。交流戦では自身が戦線離脱していたことで「交流戦の西武戦が終わった後に僕が合流して、対戦することがなかったので。どんなピッチングをするのか対戦してみたいですね」と、プロの舞台でしのぎを削る後輩との“初対決”を心待ちにしていた。
一方、エースの東は同級生のソフトバンクの韋駄天・周東佑京内野手を指名。「なかなか対戦する機会がないので、そういったところで楽しみたい」と意欲を見せた。
また、レイノルズからは「タイガースの大山(悠輔)選手を今年1回も打ち取れていなかったので、オールスターで打ち取りたいなと思っていたんですけど……今回は味方のチームにいるということで本当に頼もしい」と、セ・リーグのライバルが味方になる心強さを語り、笑いを誘う場面もあった。 トップ選手が集まるお祭りは賞金も注目の一つ。東が「自分自身というよりも、牧がMVPを取って、そのお金でご馳走になることを楽しみにしたいです」とユニークな“おねだり”。これにレイノルズも「東さんが言ったように牧さんにMVPを取ってもらって、ご飯をご馳走してもらいたいなと思います」と同調すると、牧も苦笑いするしかなかった。
そんなレイノルズ自身のアピールポイントは、やはりその圧倒的な球速。「あまり数字的な目標はないけれど、思いっきり真っ直ぐをミット目掛けて投げたい」と前置きしつつも「もし仮に数字を目指すところがあるとしたら、やっぱり『100マイル(約161キロ)』を投げられたらかっこいいなと思う。自分のベストを尽くしたい」と、大舞台での大台突破に意欲を燃やした。
☆ 富山のファン、そして子どもたちへ届けるエネルギー
今年は復興支援の意味合いもあり、2戦目は富山で開催される。牧は「オールスターという舞台でプレーできるのはすごくありがたいこと。観てくださる人たちに少しでも元気を与えたいし、野球に興味を持ってもらえるような人が増えたらいいなと思います」と球界の未来を見据えたコメント。
東も「たくさんの子どもたちやファンの方々が来られると思うので、そういった方々に素晴らしいプレー、野球の楽しさを伝えられたら」と意気込んだ。
最後にレイノルズも「代表して観てくださる方たちにエネルギーを与えるようなプレーをしたい。特に若い子どもたちにとって、何か野球への気づきやエネルギーをもらえるようなプレーができたら」と締めくくり、北陸のファンに向けて熱いプレーの共演を約束した。
普段はしのぎを削るライバルたちが一堂に会する夢の球宴。DeNAが誇る投打の主役たちは、詰めかけたファンへ野球の純粋な楽しさと感動を届けていく。
取材・文●萩原孝弘
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