劇団EXILEの小澤雄太が企画・プロデュースを手がける舞台「丸裸刑事 PURPLE EDITION」が7月11日、東京・恵比寿のエコー劇場で開幕した。初日公演前には囲み取材と公開ゲネプロが行われ、小澤、青柳尊哉、水原ゆき、イ・シガン、17日夜公演の回替わりゲストを務める大川泰雅、演出の石橋寛仁が登壇した。
本作は、2022年と2024年に上演された「丸裸刑事」シリーズの第3弾。小澤演じる刑事・西川丈太郎、通称ジョーが、謎の男たちとの出会いや交錯する思惑に翻弄されながら、仲間を救い、正義を貫くために衝撃の真実へ突き進むサスペンスエンタテインメントとなっている。
これまでコメディタッチで展開してきたシリーズに、今回は新たなサスペンス要素を導入。小澤は、芝居を見せることへの思いが強くなったと明かし、刑事ものならではのハードボイルドな格好よさと、人間同士の間に生まれる感情を作品の魅力に挙げた。
【写真】小澤雄太企画・プロデュースの舞台「丸裸刑事 PURPLE EDITION」物語の鍵を握るのは、巨大犯罪組織To the world of Nazca。人間を線として利用し、世界そのものに巨大な地上絵を描こうとする狂気の計画が動き出す。タイトルにも掲げられた紫は本作のテーマで、赤と青が混ざり合って紫になる瞬間を、人間のドラマや心情に重ねている。小澤は「お客さんと一緒に考えながら、作っていける作品になればいいなと思っています」と思いを語った。
一方、コメディ要素も健在だ。パンツ一丁で登場するハレルヤ役の青柳とジョーが生み出す長い間や、撃ち抜かれやすい柊綺華役の水原、スリッパ芸を披露する有馬役のイ・シガンらの演技に、ゲネプロの客席から笑いが起こった。青柳は、小澤と舞台で共演するのは今回が初めてだとし、親友として最後まで小澤を支え、チーム一丸で臨む決意を示した。
回替わりゲストには、尾上松也、なだぎ武、松田悟志、堀江聖夏、谷沢龍馬、早坂架威、岩佐祐樹、大川泰雅、高橋健介、平松可奈子、友常勇気が名を連ねる。ゲストは共通してホテル従業員の九条優を演じる。公開ゲネプロでは大川が出演し、劇中のスマートフォンが予定外のタイミングで鳴る場面でも、小澤や青柳と即興で対応して会場の笑いへと変えた。
小澤は「身体が動く限り続けていきたい」と今後への意欲を示し、舞台にとどまらず、漫画、ドラマ、映画へと枝分かれするマルチコンテンツを目指す考えも明かした。公演は7月19日まで、全14公演が行われる。

