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「画期的な処方箋は存在しない」フランスはヤマルをどう止めるか。スペイン大手紙が論じる「『檻』を形成する必要がある」【W杯】

「画期的な処方箋は存在しない」フランスはヤマルをどう止めるか。スペイン大手紙が論じる「『檻』を形成する必要がある」【W杯】


 焦点の1つは、ラミネ・ヤマルを止められるか、止められないか、だ。

 北中米W杯の準決勝で、フランスとスペインが激突する。フランスにとって脅威になるのは、左サイドから仕掛けてくるヤマルだろう。

 スペインの大手紙『MARCA』は、「本当の決断は、フランスの左サイドにある」とし、「そこにラミネが現われ、デシャン監督はリュカ・ディーニュを維持するか、エルナンデズ兄弟のどちらかを復帰させるかを選ばなければならない」と指摘する。

「アストン・ビラのサイドバック(ディーニュ)が有利な立場にある。彼はワールドカップの決定的なフェーズでテオ・エルナンデズを追いやり、パラグアイ戦とモロッコ戦で先発出場し、ほとんどチャンスを与えない守備の中で結果を出してきた。

 デシャン監督は彼の規律、集中力、そしてポジションを守る能力を評価している。フランスのメディアは、彼の適応を代表チームにおける守備的な成長の鍵の1つとして考えている」

 記事は「問題はマッチアップだ」と続ける。

「ディーニュは、ラミネに対して、後方の広大なスペースを守るのに適したスピードを持っていない。左ウイング、セントラルミッドフィルダー、そして最も近いセンターバックからの絶え間ない助けを必要とするだろう。

 フランスは、彼が1対1の状況に晒されるのを避け、そして何よりも、このスペイン人選手が内側を向くための時間を持ってボールを受けるのを防がなければならない。テオ・エルナンデズはよりパワーとスピードを提供するが、初戦で犯したPKの後、ポジションを失い、デシャン監督を完全に納得させるには至っていない。

 3番目の選択肢はリュカ・エルナンデズであり、よりアグレッシブでこの種の戦いに慣れているディフェンダーだが、今大会ではまだ1分もプレーしていない」
 
 こうした点を踏まえ、『MARCA』は「画期的な処方箋は存在しない」と論じる。

「フランスはスペースを消し、ラインをコンパクトにして、ラミネがボールを受けた時には監視を2倍にするだろう。サイドバックは常に彼に向かって飛び出すことはできない。なぜなら、背後のスペースを空けてしまうからだ。

 センターバックも継続的にエリアを離れられない。助けは中盤とウイングから来なければならず、このスペイン人選手に後方へのプレーか、より守備が密集しているゾーンへのドリブルを強いる『檻』を形成する必要がある」

 勝敗を左右する要素。フランスの“ヤマル対策”は、最大の注目ポイントかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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