木村カエラが7月12日、ビルボードライブ東京で、2年ぶり3度目となるビルボードライブツアーのファイナル公演を開催した。6月23日の横浜公演を皮切りに大阪、東京の3都市を巡った今回のツアーでは、徳澤青弦率いる弦楽四重奏と鍵盤奏者の梅井美咲による編成で、木村が紡いだ物語と自身の楽曲を結び付けた5章立ての特別なステージを届けた。
チェックのワイドパンツに淡いパープルのカーディガンを羽織った木村は、「プティとしあわせのかけら」と題された大きな本を抱えて登場。デビュー曲「Level42」を歌い上げ、「デビューした時に、ずっと歌い続けるぞという思いを込めて作った歌を今も変わらぬ思いで歌わせていただきました」と語った。
物語の主人公は、風に乗って光を集め、誰かの元へ届ける妖精のプティ。突然空を飛べなくなったプティが幸せを探す旅に出る物語が木村の朗読で展開され、「どこ」「Jeepney」「ノイズキャンセリング」「リルラ リルハ」などの楽曲と生演奏が重なり合った。「Butterfly」では場内が温かな光に包まれ、観客から大きな拍手が送られた。
【写真】7月12日、ビルボードライブ東京で、2年ぶり3度目となるビルボードライブツアーのファイナル公演を開催した木村カエラ第4章では、重厚な弦の響きとともに物語が魔女の場面へと移り、木村は「never land」や「HOUCUS POCUS」を劇的にパフォーマンス。最終章では「BEAT」「Twenty」を通じて、幸せはどこかにあるものではなく、自分が見つけた時に形になるというプティの気付きを描き、「君の傘」へとつなげた。
木村はステージを振り返り、「自分が作ってきた音楽を物語にしたときに全部繋がっていくのが面白かったです。これまでやってきてよかったなと実感したツアーでした」とコメント。アンコールでは、6月23日に配信した新曲「はぎゅ me」を披露し、一人一人が自分自身を愛することの大切さを伝えた。さらにファイナル公演限定で「happiness!!!」の最後のサビをピアノと歌だけで届け、ツアーを締めくくった。
また、再現ライブシリーズ第3弾として、2006年に行われたライブツアー「Circle」の再現公演を開催することも発表された。2026年11月1日にHIROSHIMA CLUB QUATTRO、2027年2月5日に恵比寿LIQUID ROOMで行われる。HIROSHIMA CLUB QUATTROは、木村が20年前に初めて広島でワンマンライブを行った会場でもある。ファンクラブ先行受付は7月12日21時から7月20日23時59分まで実施される。

