
「メッシともすでに顔を合わせている」準決勝イングランド戦を裁く主審を、アルゼンチンメディアが紹介「馴染みのある人物だ」日本戦も担当【W杯】
北中米W杯で、少なからず物議を醸した審判が、ビッグマッチを担当することになった。アルゼンチンの大手メディア『TyC Sports』は、準決勝のイングランド対アルゼンチンの主審を、アメリカ人のイスマイル・エルファス氏が務めると報じた。
アルゼンチンがPK戦の末にフランスを下した2022年カタールW杯の決勝では、第4審判を務めたエルファス氏。同メディアは「アルゼンチン代表にとっては馴染みのある人物だ」と紹介する。
エルファス氏は今大会ではすでに3試合を担当。グループステージのオランダ対日本(2-2)、スペイン対ウルグアイ(1-0)、決勝トーナメント1回戦のノルウェー対ブラジル(2-1)で笛を吹いた。
ただ、そのジャッジはいくつかの論争を呼んでいる。スペイン対ウルグアイ戦後、「スペインのマスコミでは、ウルグアイ戦において試合をしっかりとコントロールできず、過度なラフプレーを許したとして批判されたことが報じられた」という。
また、ノルウェー対ブラジル戦では、マテウス・クーニャに対する明らかなファウルを見逃して、PKとしなかった。その後、VARが介入して判定を覆している。
そんなエルファス氏のキャリアについて、同メディアは以下のように記す。
「モロッコのカサブランカで生まれ、18歳で米国に移住し、テキサス大学オースティン校で機械工学を学んだ。幼い頃からサッカーに親しんでいた彼は、ある時に選手を辞め、審判の資格取得を目ざし、最終的には国内屈指の審判となった。2001年には、現在停止中の多様性ビザプログラムを通じて米国市民権を取得した。
2016年からFIFAの国際審判員リストに名を連ね、キャリアの大部分をMLSで過ごしてきた。そのため、アルゼンチン代表のスター選手、リオネル・メッシともすでに顔を合わせている。2023年のリーグカップ決勝では、インテル・マイアミがナッシュビルと1-1で迎えたPK戦の末に優勝を決めた試合で主審を務めた」
先述の通り、アルゼンチンとは縁がある。
「ワールドカップ、コパ・アメリカ、ゴールドカップ、オリンピック、U-20ワールドカップ、クラブワールドカップなど、トップレベルの大会で審判を務めた。東京オリンピックではアルゼンチンの試合も担当。グループステージの試合(最終節のスペイン戦)は1-1の引き分けで、勝利が必要だったアルゼンチンは敗退。この試合に出場していたファクンド・メディナとアレクシス・マカリステルは、どちらも現代表のメンバーだ」
W杯では自身二度目となる今大会で再び、アルゼンチンの試合を担当することになった。そのパフォーマンスに注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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