
元オリックス・ブルーウェーブのパンチ佐藤氏(佐藤和弘氏)が13日、亜細亜大学時代の同僚で元近鉄バファローズ・阿波野秀幸氏のYouTube『阿波野秀幸チャンネル』に出演。元シアトル・マリナーズ・イチロー氏と言い合いをした監督を語った。
■イチロー氏の1年目を振り返る高校を卒業し、プロに入ってきた1年目のイチロー氏について佐藤氏は、春季キャンプで出会った当時を振り返り、「鈴木。ああ、ひょろっとして背が高いね。まだまだケツも小さいし太もも細いし、子供の体だな。5、6年はね、って思ったわけ」と語る。
さらに亜細亜大学、熊谷組、全日本代表と輝かしい実績に自信を持っていたが、イチロー氏の走る姿、キャッチボールを見て「これはヤバいぞと思った」と語った。
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■「天才が努力をする」佐藤氏はバッティングについても「テニスのラケット振るように、ポーンとやっていて、すごいのよ。これはやべえぞと思ったんだけど、何回も言うけどこっちは亜細亜、熊谷組、ジャパンでしょ。5、6年はかかるだろうなって思ってたら、天才が努力するんだよ」と回想。
続けて「ウサギとカメで言うと俺はカメだったから、ウサギが昼寝してるときにがんばってプロになったわけでしょ。ウサギが昼寝しないんだよ。ウサギが努力するんだよ。そりゃあさ、これはやばいよと思うよ」と語り、「F1のようにあっという間に抜かれた。凄かったね」とコメントした。
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■監督と言い合いに2年目のイチロー氏を振り返った佐藤氏は「1軍に上がって、あんな感じで打ってたら、土井正三監督が『阪急の好打者の福本豊さんは、太いバットを短く持って叩きつけてただろう。太いバットを短く持て』なんつって言った」と明かす。
続けて「イチローが『いや監督は2~3年に1回変わりますけど、僕は変わりませんから』ってなっちゃってさ。『打ってみろ』といって、そこからその試合、野茂英雄から初ホームラン打ったんだよ。それなのに次の日2軍に落とされた」と明かす。
佐藤氏は「『あ、はいはい』って言っときゃいいのに」と声をかけたところ、「いいんです」と言われたそうで、「大したもんだなと思った。みんな凄いと思っていた」と語っていた。
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■ブルーウェーブの初代監督に就任土井氏は、現役時代、長嶋茂雄氏と同じ立教大学から巨人に入り、V9メンバーとして活躍した。1991年、西宮から神戸に移転し、「ブルーウェーブ」となったオリックスの監督に就任。これはオファーを断った長嶋氏が、土井氏を推薦したためといわれている。
同氏は3年連続3位という成績だったが、巨人色が強く、選手やファンから不評で退任。また、イチロー氏を1軍では使わなかったため、「才能を見抜けなかった愚将」のイメージもついた。
ただしこの件については「才能を認め、2軍で経験を積ませた」ともいわれる。イチロー氏自身が土井氏について「感謝している」とメディアなどで話しており、「険悪」ではないという見方が一般的となっている。
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【今回の動画】佐藤氏が語るイチロー氏と言い合いをした監督■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)