
「最悪で、最も取るに足らないフランス代表」スペインに完敗、各国メディアが手厳しく批評「自らの言葉と行動の間で迷子」「最高の集団>最高の個人」【W杯】
優勝候補が、敗れた。
フランス代表は現地7月14日、北中米W杯の準決勝でスペイン代表と対戦し、0-2で敗戦。3大会連続の決勝進出は果たせなかった。
フランスメディア『RMC SPORT』は、「“優勝候補が惨敗”、スペイン戦での大敗を受け、世界のメディアがフランス代表を痛烈に批判」と見出しを打ち、各国の反応をまとめた。
ドイツ誌『Der Spiegel』は、「最高の集団>最高の個人」というシンプルな方程式で要約。「スペインは、それまで支配的だったフランス人を脇役に追いやった」とし、「完全な無害さの日」と評した。
イギリス紙『Daily Mail』も手厳しい。「あれほどの攻撃カルテットを擁していても、誰もボールを供給しなければ機能しない」と指摘。「国民の祝日に喫したこの敗戦は、フランスにとって消化し難いものになるだろう」と付け加えた。
アルゼンチンのスポーツ紙『Ole』は、この試合を「真の惨敗」と表現し、「時折、それは本物の“修正”だった」と分析する。「ワールドカップは最初のファイナリストを迎えた。優勝候補を嘲笑したスペイン人は拍手に値する。フランスは自らの言葉と行動の間で迷子になった」と論じた。
なかでも辛辣だったのが、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』だ。
「壮大で支配的、あらゆる点で優れていた」とスペインの強さを絶賛。決勝進出は「十分に値する」とした一方で、フランスについては「完全に打ちのめされた。記憶にある限り、ワールドカップで見たなかで最悪で、最も取るに足らないフランス代表だった」と切り捨てた。
「突然、消えてしまったキリアン・エムバペも、他の選手たちもいなかった。彼らの最初の対戦相手が弱かったのか? いや、このスペインは別のカテゴリーにいる。そしてフランスは歴史的に彼らに対して苦戦してきた。プレーをコントロールできず、だから不安定になり、狂わされた。最初から最後まで、試合は存在しなかった。レ・ブルーは屈辱に瀕し、途方に暮れ、打ちのめされた」
厳しい論調は、フランス国内にも存在する。RMCの番組『After Foot』に出演したジャーナリストのダニエル・リオロ氏は、自らの分析の誤りを認めた。
「Afterの20年の歴史で初めて、我々は我を忘れて、くだらないことを言っていた」と自己批判を展開。「2年前のユーロ2024準決勝でも翻弄されたが、今夜ほどではなかった。今夜は、2年前よりずっと強いと思っていただけに、失望も、6月10日以来の我々の分析の誤りも、はるかに大きい」。
期待が大きすぎたのだろう。「熱狂に巻き込まれてしまったことにひどく腹が立つ。我々はこの4トップの布陣を最後まで信じていた。現実を直視しなければならない」と認めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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