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「なぜ彼を先発させたのか」スペインによもやの完敗を喫した優勝候補フランス、疑問を感じた名将の采配【W杯】

「なぜ彼を先発させたのか」スペインによもやの完敗を喫した優勝候補フランス、疑問を感じた名将の采配【W杯】


[北中米W杯・準決勝]スペイン 2-0 フランス/7月14日/ダラス・スタジアム

 優勝候補があっけなく敗れた。

 現地7月14日にダラス・スタジアムで開催された北中米ワールドカップの準決勝で、フランス代表が同じく優勝候補のスペイン代表と対戦。0-2でよもやの完敗を喫した。

 あまりに痛恨だったのが、20分に献上したPKだ。逆サイドからのクロスを処理しようした左SBのリュカ・ディーニュが、ラミネ・ヤマルが来ていることに気付かず、足を振り上げてしまう。ボールではなく、敵のエースを蹴ってしまう形になり、問答無用でPKとなった。

「不運」という見方もかもしれないが、ディーニュはあまりにも軽率だった。これはワールドカップの準決勝。1点の重みは計り知れない。
 
 そもそも、「なぜ彼を先発させたのか」と思う。決勝トーナメントに入って以降、左SBはずっとこのディーニュがスターターを担ってきた。クロスの精度などには定評があるが、“堅実”とはほど遠い。実際、この試合でも、オフサイドで取り消されたとはいえ、61分にはヤマルに翻弄され、ネットを揺らされている。

 ヤマル対策であれば、粘り強い守備が売りのリュカ・エルナンデズが適任だが、なぜか今大会は一度も起用されなかった。逆に、攻撃に出てヤマルに守備をさせるのであれば、推進力のあるテオの方が脅威になっていたはずだが、グループステージでのパフォーマンスをディディエ・デシャン監督は不満だったのか。

 ディーニュが先発と分かり、「ヤマルを抑えられるのか」と思っていたが、あまりに安易にスペインにゴールをプレゼントしてしまった。

 名将の采配に疑問を感じずにはいられなかった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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