
「選手の能力の問題ではない」痛恨逆転負けで元イングランド代表FWが指摘。後半の“守備的戦術”に苦言「トゥヘルの采配が裏目に出た」【W杯】
イングランド代表は現地7月15日、北中米ワールドカップ準決勝でアルゼンチン代表と対戦し、1-2の逆転負け。60年ぶりとなる決勝進出とはならなかった。
55分、アンソニー・ゴードンが鋭いカウンターから先制ゴールを奪い、イングランドが試合を優位に進める。しかし、その後は徐々に押し込まれる展開となり、終盤は守勢一辺倒に。85分に同点弾を浴びると、終了間際の90+2分には途中出場のラウタロ・マルティネスに決勝ゴールを決められ、目前だった決勝切符を逃した。
この試合について、英紙『The Times』は元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏の見解を紹介。同氏は、トーマス・トゥヘル監督の後半途中から守備的戦術にシフトした試合運びが結果的に裏目へ出たと分析した。
シアラー氏は、「彼(トーマス・トゥヘル監督)は、イングランドが何とか持ちこたえられることを期待して、非常に早い段階で手を打ったが、それが裏目に出た」と指摘。リード後の戦い方がアルゼンチンに主導権を渡す要因になったとの見方を示した。
さらに、「アルゼンチンに同点ゴールを許した時点で、イングランドは肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまっていた」と振り返り、終盤に逆転を許した背景には、選手たちの消耗もあったと説明している。
そして最後には、「これは単なる選手の能力の問題ではなく、ノウハウの問題だ。今夜は最強のチームが勝った。誰も文句は言えないだろう」と語り、勝敗を分けたのは経験や試合運びの差だったと総括。アルゼンチンの勝利を素直に称えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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