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「トゥヘルによる大失敗」アルゼンチン戦は“楽勝”と予想していた英OB、采配を酷評。1-2逆転負けの責任は「全て彼にある」【W杯】

「トゥヘルによる大失敗」アルゼンチン戦は“楽勝”と予想していた英OB、采配を酷評。1-2逆転負けの責任は「全て彼にある」【W杯】


 トーマス・トゥヘル監督が率いるイングランド代表は現地7月15日、北中米ワールドカップの準決勝でアルゼンチン代表とアトランタ・スタジアムで対戦。1-2で敗れ、60年ぶりの決勝進出を逃した。

 イングランドは55分に鋭いカウンターから、アンソニー・ゴードンが先制点を奪取。ただ、その後は押し込まれる時間帯が続き、5バックへ変更して逃げ切りを図るも、この采配が裏目に出た。

 守勢一辺倒となるなか、85分にエンソ・フェルナンデスに同点ゴールを叩き込まれると、90+2分には途中出場のラウタロ・マルティネスに決勝点を浴びた。いずれの得点も、マークしきれなかったリオネル・メッシにアシストを許した。
 
 極めて痛恨の逆転負けを受け、トゥヘル監督への批判が殺到。元イングランド代表のクリス・サットン氏も、52歳のドイツ人指揮官に対して強い不満を感じる1人だ。英公共放送『BBC』のラジオで「彼には答えなければならない疑問が山ほどある」と言い放った。

「トゥヘルによる采配の大失敗だった。イングランドが先制したにもかかわらず、事実上アルゼンチンに主導権を明け渡してしまった。深く守りを固め、さらにディフェンダーを投入する――フットボールはシンプルなゲームだ。ピッチの高い位置を取らなければならない。

 アルゼンチンのような実力のある相手に対して、30分間も守り続ける期待などできない。私に言わせれば、全ては監督の責任だ。交代を指示したのは彼だ。彼は消極的だった。だから私が問いたいのは、『トゥヘルがこのチームを前進させられる』と、どうして信頼できるのかだ」

 1997-98シーズンにプレミアリーグ得点王に輝いた53歳のレジェンドはまた、「誰が何と言おうと、イングランドはこの大会で展開に恵まれてきたが、90分間を通して良いプレーをしたことは一度もない」と指摘。こう締め括った。

「ワールドカップの準決勝だ。平均的なアルゼンチン相手に勝ち抜く絶好のチャンスだった。しかし、最後の30分間、アルゼンチンは平均以上のプレーを見せた。イングランドが彼らを助けてしまったのだと思う。あれは監督としての大失態だった」

 サットン氏は戦前に、イングランドが3-1で快勝すると予想。「スイスよりもアルゼンチンと対戦する方が断然マシだ。トゥヘルやイングランドの選手たちも大喜びだろう」「イングランドが冷静さを保てれば、楽勝するだろう」などと語っていたが、見立て通りにはいかなかった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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