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「契約を継続する」“消極的采配”のイングランド指揮官、批判殺到も協会の評価は揺るがず。「FAからの支持を維持」と現地報道【W杯】

「契約を継続する」“消極的采配”のイングランド指揮官、批判殺到も協会の評価は揺るがず。「FAからの支持を維持」と現地報道【W杯】


 イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督は、北中米ワールドカップで決勝進出を逃したものの、引き続きイングランドサッカー協会(FA)の信任を得ており、2028年のEUROまで指揮を執るようだ。英公共放送『BBC』が「イングランドの敗北にもかかわらず、トゥヘル監督はFAからの支持を維持」と題した記事で伝えた。

 イングランドは現地7月15日、北中米ワールドカップ準決勝でアルゼンチンと対戦。55分に鋭いカウンターからアンソニー・ゴードンが先制点を奪い、60年ぶりの決勝進出へ大きく前進した。

 しかし、その後は徐々に押し込まれる展開となる。トゥヘル監督は後半途中に5バックへシステムを変更して逃げ切りを図ったものの、この消極的な采配が結果的には裏目に出た。守り一辺倒となったイングランドは85分に同点とされると、終了間際の90+2分には途中出場のラウタロ・マルティネスに決勝ゴールを許し、1-2で痛恨の逆転負け。1966年大会以来となる決勝進出はあと一歩で潰えた。

 この敗戦を受け、SNS上では後半の戦い方や交代策を巡ってトゥヘル監督への批判が噴出。それでも『BBC』によれば、FA内部の評価は揺らいでいないという。
 
 同メディアは「試合終盤に1-0のリードを守り切れなかった際、トゥヘル監督の選手交代策については批判の声も上がったが、同監督はFAのマーク・ブリンガム最高経営責任者(CEO)から全面的に支持されている」と報道。「選手たちとトーマスは今日、全力を尽くしてくれた。また、チーム全体、コーチ陣、スタッフも、この大会期間中、これ以上ないほど懸命に働いてくれた」とのブリンガムCEOの称賛のコメントを紹介したうえで、トゥヘル監督は今年2月には2年間の契約延長にサインしており、「2028年の欧州選手権でもチームを率いる見通し」だとした。

 2025年1月にW杯制覇を目標とした18か月契約で就任したドイツ人指揮官だが、その後に契約を延長。2028年のEUROはイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランによる共催で行なわれる予定で、トゥヘル監督にとっては“ホーム開催”のビッグトーナメントとなる。

 準決勝敗戦後、トゥヘル監督は記者会見で今後について言及。「自国開催のEUROまで契約を継続する。今はまだ先のことを考えるのは難しいが、楽しみにしている」と発言。さらに今大会について、「もちろん、準決勝だからね。多くの強豪国が準決勝前に敗退するのだから、これはひとつの成果だ。今は誰もそんなことを聞きたくないだろう。私もそうだ。我々は常に最高のパフォーマンスを求めている。それが競争の本質だ」と語った。

 イングランドは現地18日に行なわれる3位決定戦でフランスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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