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「まだ20分以上も残っていた」なぜイングランドは5バックに変更し、逆転負けを喫したのか。エースの証言「それが欠けているピース」【W杯】

「まだ20分以上も残っていた」なぜイングランドは5バックに変更し、逆転負けを喫したのか。エースの証言「それが欠けているピース」【W杯】


[北中米W杯・準決勝]イングランド 1-2 アルゼンチン/7月15日/アトランタ・スタジアム

 現地7月15日にアトランタで開催された北中米ワールドカップの準決勝で、60年ぶりの決勝進出を目指すイングランド代表が前回王者のアルゼンチン代表と対戦。55分にアンソニー・ゴードンのゴールで先制したものの、85分にエンソ・フェルナンデスのミドル弾で失点すると、後半アディショナルタイム2分にラウタロ・マルティネスに勝ち越しゴールを奪われ1-2で敗れた。

 試合後、エースのハリー・ケインは、こう試合を振り返った。

「過去の大会と同じような展開だったと思う。試合の勢いを維持するのに苦労したんだ。60分間は本当にうまくやれていた。得点もしたし、リードするに値するプレーだった。でも、何らかの理由でボールをキープできなくなり、相手にプレッシャーをかけることも難しくなってしまった。その結果、相手に勢いを与え、我々のファイナルサードで攻撃される場面を増やしてしまったんだ」

 リードした後、5バックに変更して、防戦一方になって点については、「1点リードを守り切ろうとするのは自然な心理だけど、まだ20分以上、それにアディショナルタイムも残っていた。長い時間だった。だから、試合を見直して、ああいう状況でどう改善できるかを正確に突き止める必要がある。ここ4、5回の大会で、それが『欠けているピース』だったのかもしれない」と悔やんだ。
 
「5バックにして、あんなに早い段階で守備ラインを下げてしまったのは戦術的に間違っていたのか?」という問いには、こう返している。

「思い通りにいかなかった時は、どうしてもそういう議論になるものだと思う。5バックにしたのは、サイドのエリアでよりプレッシャーをかけたかったからだし、もちろん、クロスに対して人数を一人多く割けるというメリットもある」

「ただ、相手に十分なプレッシャーをかけきれなかった。ボールをクリアしたり、奪い返したりしても、うまくキープし続けることができなかった。試合の流れを変え、2点目を奪って試合を決定づけるためには、そこが非常に重要だっただけどね...。

 後ろを5枚にしたことで重たくなり、前に全く出られなくなったしまった点に問題があったと考えているようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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