あさって(18日)の大阪ビッグマッチで実現する「清宮海斗vs内藤哲也」に向けた調印式が16日、都内で開かれた。
大阪ビッグマッチで実現する注目のシングル初対決。内藤の発案でGHCヘビー挑戦者決定戦として行われることになったが、直前会見で清宮は「内藤選手はGHCヘビーに対して思い入れがあるのか。キャリアに箔が付く程度の興味本位なら、もう二度とGHCの名を口に出してほしくない」と突きつけた。
これに内藤は「思い入れは俺はゼロですよ。ハッキリ言ってゼロです。だって俺は新日本プロレスが好きで、IWGPヘビー級王者になりたくて新日本プロレスに入ったわけですから。いや、実はGHCヘビー級王座に思い入れがありましたって言う方が嘘なワケで」と素直に回答。
そのうえで「ただ、このプロレスリング・ノアのリングに上がるようになって、ちょっとずつ興味が湧いてきてしまいましたよ。ベルトを獲ったらどうなるんだろう。このベルトを獲った俺であり、LOS TRANQUILOS de JAPONはこの先、どうなっていくんだろう。その景色を見てみたいな…と思うのは自然の流れであって。清宮選手が期待するほどのGHCヘビー級王座への思い入れは俺は持ってない。でも興味は物凄く今、沸いてる。これじゃダメなのかな?」と逆に問いかけた。
それでも清宮は「もう“そういうこと"でしょ? GHCヘビーに向かう戦いって、そんな甘いものじゃないと思ってるので。その覚悟の違いを見せてやりたいと思います」と言い切った。内藤も「俺の勝手なイメージですけど、清宮選手は今のプロレスリング・ノアの象徴、中心。清宮選手のプロレスを存分に味わったうえで勝利し、そして、その先に俺は進ませていただきますよ」とキッパリ。大阪で上回るのは清宮の覚悟か、それとも内藤の興味か。
【会見の模様】
▼清宮「プロレスリング・ノアの清宮海斗です。正直、このGHCヘビー次期挑戦者決定戦。GHCヘビー級のベルトに対して内藤選手が思い入れあるかという部分に関してですけど、自分もあんまり期待してない部分もあって。自分の内藤選手のキャリアには箔をつける程度の興味本位であるならば、この挑戦者決定戦のあとにはもう二度とGHCという言葉は口に出してほしくないと思ってます。ただ、もちろんこのプロレス界のスーパーアイコン、内藤哲也選手と試合ができる、独り占めできる。このシチュエーション、メチャクチャ、ワクワクしてますし、まだ内藤選手は本当にギラついた姿っていうのはNOAHのリングで見せてないんじゃないかなって自分は思ってるんで。今まで内藤選手が戦ったNOAHの選手とも戦いだと思ってます。新日本プロレスの歴史を歩んできた内藤選手とプロレスリング・ノアの全てを背負って戦います」
▼内藤「オラ・アミーゴス、コモエスタス。LOS TRANQUILOS de JAPON、内藤哲也です。プロレスリング・ノアのリングに上がるようになって半年が経過しました。2025年5月に新日本プロレスを退団し、それ以降、国内で初めて試合をしたのがプロレスリング・ノアのリングでした。今年の1月、日本武道館で試合をし、GHCタッグ王座を獲って、GHCタッグ王座の防衛戦を何度かし、NEO GLOBAL TAG LEAGUEにもエントリーしました。優勝はできなかったですし、そのNEO GLOBAL TAG LEAGUEの優勝チームに負けてしまい、GHCタッグ王座は失ってしまいましたが、このプロレスリング・ノアというリングにちょっとだけですよ。ちょっとだけ思い入れというか愛着というか、そういうものが沸いてきてしまっていることは事実であって。もっとこのリングに上がりたいな、このリングでプロレスリング・ノアを味わいたいなって思ってしまいました。そんな時に見えてきたのがGHCヘビー級王座であり、俺の勝手なイメージですけど、今のプロレスリング・ノアの象徴、中心である清宮選手の顔がすぐ浮かんできました。清宮選手と試合がしてみたいな、清宮選手のプロレスを味わってみたいな。そう思ったのが素直な俺の清宮選手に対する印象でした。このシングルマッチはGHCヘビー級王座の次期挑戦者決定戦として行われるわけで、清宮選手のプロレスを思いっきり味わったうえで勝利すれば、さらにその先が見えてくる。これは是が非でも勝利したいですね、清宮選手のプロレスを存分に味わったうえで勝利し、そして、その先に俺は進ませていただきますよ。この試合が行われる大阪という場所には、いろいろなイメージ、プロレスラー内藤としてのイメージがありますが、俺をプロレスラーとして成長させてくれた場所であることは間違いないので。そんな大阪のお客様に今の内藤のプロレス、そして対戦相手である清宮選手に今現在の内藤哲也、LOS TRANQUILOS de JAPONの内藤哲也のプロレスを存分に味わったうえで悔しいなっていう思いをしながらインテックス大阪から帰っていただきたいなと思います。この清宮選手とのシングルマッチ、凄く重要な一戦でしょう。ただ楽しかったなだけで終わる試合じゃないでしょう。キッチリ結果を出したうえで、内藤哲也ここにありを見せつけたうえで、そしてインテックス大阪のリングを俺は降りたいと思います」
――冒頭の言葉で思い入れがないなら二度と口にするなと言っていたが、今の内藤選手の言葉を聞いて思い入れ、決意は伝わってきた?
▼清宮「確かにこのリングに内藤選手が出て、そのリングに対する思い入れとか、そういうものはあると思うんですけど、ベルトに関して個人的にGHCヘビーの、NOAHの象徴であるベルトなので、そのベルトに対して気持ちがあるのかなと言われたら、それ以上はないのかなという印象ですね」
――結果を欲し、ユニットを解散して新たな自分を作っている状況だが、このタイミングでGHCを獲る意味は?
▼清宮「ホントに今、内藤選手が悔しい思いさせますよと言ってますけど、去年ぐらいから悔しい思いはもう散々してきたんでね。横顔から始まり、ポスター端っこになったりとか。やっぱり俺が今このNOAHで戦う理由というのは、プロレス界でNOAHをトップに持っていくことなんで。この内藤選手との戦いがそこに向けて、やっぱり意味のあるものだと思いますし、それぐらい自分は今、内藤選手しか見てないんで。この先ではなく今この戦いに集中していきたいなと思ってます」
――清宮海斗に興味があるとずっと言っていた。今回、前哨戦がなかったが全体的な印象は?
▼内藤「印象ですか。前哨戦がなかったことに関してはすごく残念でしたが、やっぱり清宮選手が戦ってる試合をバックステージであったり、入場通路裏とかで見てると、やっぱり会場のお客様が凄く清宮選手のことが好きというか、清宮選手のことを信頼しながら清宮選手のプロレスを見てるなという印象を凄く受けました。だからこそ、今のプロレスリング・ノアの中心であり、象徴なのかなっていう印象が強くなりました。そんな清宮選手のプロレスを味わってみたいな、味わったらどう感じるのかなとか、そういう興味が湧いてしまうことはプロレスラーとして当たり前なことであって。だからこそ、今回シングルマッチで清宮選手のプロレスを存分に味わえること、凄くうれしく思いますよ」
※質疑応答を遮って
▼内藤「いいですか、すいません。そういえば、そのGHCヘビー級王座に関してですね。思い入れは俺はゼロですよ。ハッキリ言ってゼロです。だって俺は新日本プロレスが好きで、IWGPヘビー級王者になりたくて新日本プロレスに入ったわけですから。いや、実はGHCヘビー級王座に思い入れがありましたって言う方が嘘なわけで。俺はハッキリ言って思い入れはないですよ。ゼロ。ただ、このプロレスリング・ノアのリングに上がるようになって、ちょっとずつちょっとずつですよ。興味が湧いてきてしまいましたよ。このベルトを獲ったらどうなるんだろう、このベルトを獲った俺であり、LOS TRANQUILOS de JAPONはこの先、どうなっていくんだろう。その景色を見てみたいなと思うのは自然の流れであって。清宮選手が期待するほどのGHCヘビー級王座への思い入れは俺は持ってないですよ。持ってない、ないです。ただ、興味は物凄く今、沸いてるし、だからこそGHCヘビー級王座を獲ってみたいな、獲ったら何が見えてくるのかなっていうものに興味津々ですよ。これじゃダメなのかな? これじゃGHCヘビー級王座に挑戦したらダメなのかな? この挑戦をして獲ったらいったい何が見えてくるのかっていうものを期待して試合したらダメなのかな? そのへんがちょっと疑問に思ってしまいましたが、ただ、彼の言うことも理解できるというか。だから俺にできること、やるべきことは彼の口を黙らせたうえで勝利し、GHCヘビー級王座戦へ進みたいと思います」
――内藤選手の言葉を受けて?
▼清宮「だから、もうそういうことでしょ。それ以上の思い入れも特にないってことでしょ? GHCヘビーに向かう戦いって、そんな甘いものじゃないと思ってるので。その覚悟の違いを見せてやりたいと思います」

