AIマルチメディアテクノロジーグループのKKCompany Japan合同会社は、日本で展開するマルチメディア対応AIプラットフォーム「BlendVision AiM(ブレンドビジョン・エイム)」内のAI学習サービス「スキルアップ・サプリ」の新機能として、AIが企業の人材開発と社員のスキルアップをサポートする機能を追加。
本機能の追加に関する発表会を、KKCompany Japan本社で開催した。
BlendVision AiMの学習サービス「スキルアップ・サプリ」に新機能が搭載
本発表会には、KKCompany Japan合同会社 日本統括代表のトニー・マツハシ氏が登壇。

同社の概要や、今年1月にローンチした「スキルアップ・サプリ」について説明したあと、新機能についても言及。
「今年の1月にリリースさせていただきました、弊社のプロダクト『スキルアップ・サプリ』の目玉機能といえるものとなっています。個別育成プラン(IDP:Individual Development Plan)という、画一的ではなく個別に即した形でカスタマイズされた育成計画を実現する概念は、世界だけでなく、日本国内でもスポーツ業界などで導入が進んでいます。」
しかし、企業への普及という点においては日本国内ではまだまだ進んでいないそうで、実装がとにかく大変であることがペインポイントだとコメント。
実際に同社でもIDPによる学習カリキュラムを導入しようとしたが、一度頓挫した経緯があると語った。
学習は「LMS」から「LXP」へ
続けて、KKCompany Japan合同会社の三木芽以子氏が登壇し、スキルアップ・サプリのおさらいと新機能について説明。

「そもそもスキルアップ・サプリは、企業における人材育成に新しい学習スタイルを実装するためにリリースしたサービスです。既存の学習管理システムである『LMS』のような一律の学習ではなく、これからの学びは一人ひとりが自ら学んでいくための学習プラットフォーム『LXP』が必要となってくると考えています。」
と三木氏は説明し、スキルアップ・サプリはこのLXPであると語った。

「IDPは各個人に、プラットフォーム側が最適なコンテンツを積極的に提案したり、学びを進めている従業員の支援を企業がする、ということを目的としております。しかし、あくまでも主導は学習者にあります。」
とコメントした。
スキルアップ・サプリでは、eラーニングコンテンツを開発・販売する企業から提供された研修コンテンツをバンドルしており、ビジネス直結の最新動画1,000本以上が見放題となっている。
また、ニーズに合わせて専門性の高い「オプションコンテンツ」も追加でき、自社に最適な学習環境を構築可能。
現在は、株式会社Hajimari「HR University」と、オプションコンテンツに株式会社テレビ朝日の「eduleap」を利用することができる。

社内のデータを活用することもでき、AIによってテキストだけではなく動画の内容も分析できるため、要約・タグ・シーン分割を自動生成することにより、忙しい時は要約だけ読む、気になるタグの箇所だけピンポイントで学ぶなど効率よく学習することが可能だ。
膨大な学習コンテンツから、AIチャットボットに質問するだけで、欲しい情報を瞬時に発見することもできるようになっている。
しかし、これまでIDPの導入は企業にとって大きな負担となっていた。

「IDPの実践には、多くの準備が必要です。従業員ごとに一人ひとりのスキル分析をし、個別育成プランを作成し、人事・管理職に合意を得て、ということをやっていくと、とても業務負担が多くなってしまうため、重要であることは認知されていたものの、現場に導入するにはあまり現実的ではなかったのが実情でした。」
と話した三木氏。
しかし、その前提をひっくり返したのがAIの進化だ。

「AIの進化によりでスキルギャップ分析と、この学習カリキュラムの作成の部分は、もう自動化できてしまうというところで、本日ご紹介させていただく新機能をリリースすることとなりました。」
と三木氏は紹介。
進化したAIの活用によって、IDPの実装が現実的なものとなったことで、今回の新機能を展開する運びとなったと説明した。
新機能「IDP(個別育成プラン)」とは
今回実装されたIDPによる新機能「個別育成プラン」では、これまで人事部門や管理職がマニュアルで行い、客観性などの問題で対応が難しいクリティカルな人事課題であった従業員のスキル確認を、AIが自動で実施。

AIが並行して企業が求める人材スキルと従業員一人ひとりのスキルを精査することで、それぞれのスキルギャップを可視化し、必要なスキルの特定なども行ってくれる。

そして個人のスキルギャップを可視化後、AIが不足するスキルや、それを身につけるための育成プランを自動で生成して提案。
この個別育成プランに応じて、スキルアップ・サプリ内にある様々なeラーニングコンテンツから、従業員一人ひとりのスキルに合わせた学習コンテンツをAIが自動で提案してくれる。
これにより、実務経験・上司やメンターによる支援・自己学習を組み合わせた「70:20:10モデル」に基づき、実践的な成長機会を提供する。


発表会ではデモ画面を見せながら、各個人が目指す役職において不足しているスキルや、個別の育成プランを非常に簡単に作成できる様子が確認できた。


本機能は追加料金等はかからず、スキルアップ・サプリの料金のみで利用することが可能。
価格は月額880円(1ユーザー、10ユーザーより契約。初期費用0円)から利用することが可能となっているので、従業員のリスキリングなどに課題を抱えている方は、一度チェックしてみてはいかがだろうか。
スキルアップ・サプリ:blendvision.com/ja-jp/skillup-supple

