ロサンゼルス・レイカーズからの退団が決定し、去就が注目されるレブロン・ジェームズだが、フリーエージェント(FA)交渉が解禁となって2週間以上が経過した今なお来シーズンの所属先が決まっていない。かつての同僚であり現アナリストのケンドリック・パーキンスは、“キング”に決断を急ぐように求めている。
2003年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたレブロンは、2018年からレイカーズに在籍。8年間で計479試合に出場し、平均25.9点、7.7リバウンド、7.9アシスト、フィールドゴール成功率51.3%の成績を残すとともに、2020年には10年ぶりのリーグ優勝に導いた。
6月30日(日本時間7月1日)にFA市場が開いたものの、新天地はまだ決まっていないレブロン。この状況についてパーキンスは『ESPN』の番組『NBA Today』で、「ブロン(レブロン)は急ぐ必要がある。現時点で、彼のやっていることを一言で表すなら、グランドスタンディング(世間の注目を集め、自分を良く見せたり自己顕示するために行なうパフォーマンス)だ」と指摘した。
「ブロンはもう、自分がどこに行きたいかわかっているはずだ。今は自分が愛されていると実感したい時間なんだろう。注目を浴びるのを心底楽しんでいるんだ。自分を欲しがっているあらゆる組織からの電話を楽しんでいるし、リーグ中の他のスターからの勧誘の電話も楽しんでいる。
それも当然だ。もし自分が彼の立場だったら、絶対に見栄を張って派手に振る舞うだろうからね。でも、彼がいつ発表するかをずっと聞き耳を立てて待機していたくない。頼むから、早くしてくれ!」
レブロンの新天地を巡っては、古巣クリーブランド・キャバリアーズでキャリアの最後を過ごすのでは、との予想も根強い。自身もOBであるパーキンスもキャブズ凱旋が理想のシナリオだと考えているようで、「正直、レギュラーシーズンに関しては、レブロンが一歩引いた役割に回る姿を見たいと思っている。だからこそ、クリーブランドは彼にとって完璧な場所なんだ」と話す。
「なぜなら、ドノバン・ミッチェル、ジェームズ・ハーデン、エバン・モーブリーがいれば、彼らが82試合を引っ張ってくれるからだ。そしてポストシーズンに入り、周囲に戦力が揃った状態でレブロンが主役になる必要がある時こそ、彼は自分がまだ第1オプションになれること、今でも司令塔になれることを世界に示せばいい。オッズを見ると、キャブズが1位でゴールデンステイト(ウォリアーズ)が2位になっているが、この2チームこそが彼の移籍先のトップ2であるべきだと私は信じている」
昨季のキャブズはイーストのカンファレンス決勝まで駒を進めるも、最終的に優勝したニューヨーク・ニックスに4連敗を喫して敗退となった。パーキンスは「彼らに欠けていたのは“勝ち方”なんだ」とし、「レブロンはどうすれば勝てるかを知っている」と“ラストピース”になれる可能性を主張していた。
構成●ダンクシュート編集部
「クリーブランドでキャリアを終えるべき」バークレーがレブロンへ持論「ゴールデンステイトやフィラデルフィアはふさわしくない」<DUNKSHOOT>
いまだ決まらぬレブロンの移籍先…敏腕代理人はチーム選びの“条件”を挙げつつ「決断を待とうじゃないか」<DUNKSHOOT>
レブロンはどこへ行く?移籍先候補はウォリアーズら10チームと代理人が明言「状況は日々変化している」<DUNKSHOOT>

