
「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの最新作「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」が、7月31日(金)に公開される。公開に先立ち、ゲスト声優を務めるマユリカとしんのすけが、秋田でキャンペーンを開催。7月13日に本編にも登場する大曲駅で1日駅長を体験し、イオンシネマ大曲では声優・小林由美子とともに舞台あいさつを実施。しんのすけとしんのすけの祖父・銀の介は大曲の花火も鑑賞した。
■「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの最新作
本作は「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの33作目。監督は渡辺正樹氏が務め、脚本は中村能子氏が手掛ける。
物語の舞台は、日本でも海外でもなく、妖怪の国。秋田の夏の風物詩・大曲の花火大会を見に、ひろしの故郷である秋田へ行くことになった野原家。同じ頃、ある事件をきっかけに妖怪たちが妖怪の国から飛び出し、秋田や春日部、そして日本中で大暴れ。妖怪の国に誘い込まれてしまった野原家は、どこか懐かしく、摩訶不思議な世界で予測不能な大冒険を繰り広げる。

■野原ひろしの故郷・秋田で公開直前キャンペーンを開催
「クレヨンしんちゃん」と秋田は、野原ひろしの故郷という縁から、野原家が暮らす埼玉、そして野原みさえの故郷・熊本とともに、2022年より「家族都市」として協定を締結。現在は、お互いに協力し合い、日本を元気にする多くのプロジェクトに取り組んでいる。
そして、秋田・大仙市の大曲駅は、ひろしが実家に帰省する際に利用する駅であり、映画にも登場するゆかりの深い場所。今回は、4月の秋田キャンペーン以来2度目となる秋田で、本作の公開直前キャンペーンを開催。地域住民に映画の完成を報告し、映画の魅力を伝えた。

■マユリカ&しんのすけ、白い駅長服に身を包み1日駅長を体験
マユリカ・阪本、中谷としんのすけは、大仙市の重要な観光拠点である大曲駅を訪問。本作にも登場する大曲駅の1日駅長を体験した。
この日のために用意された白の駅長制服に身を包んだ阪本と中谷は、しんのすけとともに駅長室で行われた辞令交付式に出席。「本日は大曲駅にお越しいただきありがとうございます」と、大曲駅長から直々に任命状を受け取ると、中谷は「おめでとう、しんちゃん」阪本は「1日頑張ろうな」、しんのすけは「ありがとござます~」とコメントし、うれしそうに3人で顔を見合わせた。
全国にある新幹線停車駅で唯一、スイッチバック運転を行う駅として知られる大曲駅。スイッチバックとは、列車がホームに入り一度停止し、進行方向を逆転させて走行する運転方法のことで、中谷は「車の大変な駐車みたいな感じですね!」と、スイッチバックに興味津々の様子。説明を受けた後に、気合十分の3人は早速、秋田新幹線こまち号が入ってくるホームへ向かった。
まずは秋田から盛岡・東京方面へ向かう上り本線のスイッチバックを見学。「しんちゃん、生スイッチバックやで!」と中谷が言うと、わくわくして踊り始めるしんのすけ。新幹線が到着し、「すご~い!」と3人がまじまじと洗練された赤と白のフォルムを観察していると、あっという間に発車の合図が鳴り響く。しんのすけの興奮は最大となり、新幹線がバックに進んだ瞬間、一緒にスイッチバックするように新幹線を追いかけてダッシュ。「しんちゃん!!」と阪本と中谷も追いかけ、ホームは笑いに包まれた。
次に、盛岡・東京方面から秋田方面へ向かう下り本線のホームへ移動し、出発式を体験。赤い台座に乗ったしんのすけの左右にはマユリカの2人が立ち、期待と緊張が入り交じる中、新幹線の到着を待ち構えること数分。ほどなくして到着のアナウンスが流れると、3人はホームに向かって手を振り、笑顔で多くの乗客をお出迎えした。
そして出発の合図の瞬間を迎えると、3人は駅長のようにまっすぐ手を上げ、息を合わせて「出発、おしんこー!」と元気いっぱいの掛け声を披露し、マユリカとしんのすけによる駅長体験は幕を閉じた。
新幹線では唯一となるスイッチバックを間近で見ることができた中谷は、「このような機会がないとなかなか見ることができないので、貴重な体験ができました」と笑顔でコメント。また、駅長制服を着用した感想を聞かれると、「こんな格好をさせてもらえることはなかなかないので」と喜びを語った。
一方、映画に登場する天狗風衣装を身にまとったしんのすけは、「いいなあ、オラも着たかったぞ。なんでオラ、着てないんだろ…」とぽつり。すると阪本が「ちょっと把握してない…」と冷静に返し、中谷が「大人の対応するな!」とすかさずツッコミを入れる一幕も見られた。
最後に、しんのすけは「いやぁ〜、マユリカのお二人が秋田まで来てくれて〜、一緒に出発おしんこできてうれしかったゾ〜!秋田新幹線、カッコよかったですなぁ〜」と満足げにコメントし、3人による駅長体験は無事終了した。

■イオンシネマ大曲にて舞台あいさつ マユリカの2人は秋田弁を披露
次にマユリカとしんのすけが向かったのは、イオンシネマ大曲。地域住民にひと足早く映画を披露するため、舞台あいさつ付きの特別試写会を実施した。
満席の会場から「しんちゃーん!」と観客の大きな声が響くと、客席後方からしんのすけが登場。「みんな、オラになんかようかい?オラ、カスカベが生んだスーパースター!野原しんのすけ!今日は、じーちゃん家に遊びに秋田まで来たんだけど、オラのお活躍を観にみんなが集まってるってとーちゃんに聞いたから、映画館に遊びにきちゃいました〜!オラに会いにきてくれて、ありがとござます~」と元気いっぱいにあいさつ。会場は笑い声と大きな拍手に包まれた。
続いて、マユリカの2人も「しったげ(秋田弁で“とても”の意味)大曲~!」と秋田弁を披露し、会場の後方から登場。阪本は「マユリカの阪本です。妖怪イカという役を演じました。野球対決のシーンで登場しますので、ぜひ観てください」と語り、中谷は「妖怪カレイを演じました、マユリカの中谷です。僕に体格が似ている妖怪が出てきたら僕の声だと思ってください。よろしくお願いしま~す!」とあいさつ。すると、しんのすけが2人の前に来て、「“まゆ”と“ゆりか”!よろちくび~!」とコメント。すかさず中谷が「しんちゃん、それは俺らの妹の名前!」とツッコミを入れると、阪本が「僕の妹の名前が“まゆ”、中谷の妹の名前が“ゆりか”でがちゃんこしてマユリカってコンビ名なんです」と、観客に向けてコンビ名の由来を丁寧に説明した。
「オラとしたことが『マユリカのうなげろりん!!』を聞いていたはずなのに、うっかりしましたな~」としんのすけが言うと、「俺らのポッドキャストラジオ『マユリカのうなげろりん!!』聞いてるの!?」と阪本と中谷も驚き。しんのすけがリスナーであることが明らかになり、会場は驚きと笑いに包まれた。
今回、映画で演じた役について中谷は「妖怪カレイは強面でいかつい雰囲気のキャラクターなんですけど、実はキャッチャーではなくピッチャーというところが意外なポイントですね」と語り、阪本は「妖怪イカは、カレイよりも妖怪らしさが強いキャラクターなので、何を考えているのかわからないところがあります。そこから生まれるギャップも楽しんでほしいですね」とコメント。
また、秋田について中谷は「東北にはよく仕事で来ているのですが、秋田だけはこれまで来たことがなかったんですよ。今回で東北をコンプリートできてうれしいです。映画の中で秋田の風景が登場するので、『映画に出てきたところだ!』と思いながら楽しめました」と語り、阪本は「きりたんぽなどを食べる機会がなかったので、次に訪れる機会があればぜひ食べてみたいです」と自身の思いを明かした。

■しんのすけ役の声優・小林由美子も登場「ぜひ推し妖怪をいっぱい見つけてください」
そして、声優・小林も現地に駆けつけ、舞台あいさつを実施。「本日はご来場いただき誠にありがとうございます!野原しんのすけ役の小林由美子です。ようやくとーちゃんの実家である秋田に来ることができて、しったげうれしい!」と秋田弁を交えながら熱のこもったあいさつをした。
続けて「今回の映画では、ついに野原家が秋田に帰省します。これから観ていただくスクリーンには、皆さんが知っている場所がちょこちょこ登場するので、楽しんでいただけたらと思います。さらに、かわいい妖怪もたくさん登場するので、ぜひ推し妖怪をいっぱい見つけてください。そして、(マユリカ演じる)江戸前スッシーズの登場もぜひチェックしていただけたらと思います」と、作品の見どころを語った。
観てほしいポイントについて、中谷は「野球勝負のシーンは迫力のある作画で見ごたえがあるので注目してほしいです」、阪本は「ひろしの実家ですね」、小林は「花火のシーンはぜひ見ていただきたいです。あとは、風景もきれいで、セミの鳴き声や風鈴の音など、夏ならではのノスタルジックな雰囲気は魂を揺さぶられると思います」とそれぞれ回答。
大曲にちなみ、花火にまつわるエピソードを聞かれると、小林は「子どもの頃にパラシュート花火があって、打ち上げるとパラシュートが落ちてくるんです。それを毎回誰が拾うかでケンカになっていました」と、幼少期の思い出を語った。
一方、阪本と中谷は地元・神戸の花火大会の思い出を振り返り、中谷は「好きな人が先輩と手をつないでいるのを見たこと。つらかったです…。見て見ぬふりをして、かき氷を食べました」とコメント。阪本は「僕も同じ神戸の花火大会に、当時気になっていた子を誘って行ったのですが、会場ではぐれてしまって。それきり会えなくなってしまったんです。怒っちゃったのかな」と、切ないエピソードを明かした。
最後に小林が「大人から子どもまで楽しめる、自信をもってお届けできる作品ができたと思うので、ぜひこの夏は『映画クレヨンしんちゃん』を観て、夏休みの宿題の絵日記とかにかいてくれたらうれしいなと思います。本日は本当にありがとうございました!」と笑顔であいさつし、舞台あいさつは幕を閉じた。

■しんのすけの祖父・銀の介とともに花火鑑賞し締めくくり
舞台あいさつ終了後、しんのすけは秋田・大曲に住む祖父・銀の介とともに河川敷へ。大仙市、そして大曲で花火の打ち上げを担う北日本花火興業と大曲商工会議所の全面協力のもと、この日限りの特別な「しんちゃん型花火」を鑑賞した。
しんちゃんの顔が夜空に大きく浮かび上がると、しんのすけは「ほっほーい!じーちゃんに会いに秋田に来たゾ~!じいちゃん、見て見て!けーーつやーーーー!」と大興奮。銀の介に呼びかけながら、特別な花火を満喫した。
さらに、大曲名物の「スターマイン」とのコラボレーションでは、次々と打ち上がる花火がダイナミックな光と音で夜空を鮮やかに彩り、会場は大きな歓声に包まれた。しんのすけと銀の介も顔を見合わせながら手をたたいて喜び、息の合った姿を披露。豪華な花火演出で、キャンペーンは締めくくられた。


