
「方針と逆」「意味が分からない」終盤に連続失点で逆転負けのイングランド。トゥヘル監督の采配をOBは全く理解できず【W杯】
トーマス・トゥヘル監督が率いるイングランド代表は現地7月15日、北中米ワールドカップの準決勝でアルゼンチン代表と対戦。1-2で逆転負けし、決勝進出を逃した。
イングランドは55分、FWアンソニー・ゴードンの得点で先制する。ただ、その後は守勢に回る展開が続く。72分にゴードンをベンチに下げ、DFエズリ・コンサを投入。82分には、MFデクラン・ライスと右SBリース・ジェームズに替え、DFニコ・オライリーとDFダン・バーンをピッチに送り出し、ディフェンスの枚数を増やした。5バックで逃げ切りを図ったが、結果的に裏目に出た。
85分にエンソ・フェルナンデスに強烈な同点弾を叩き込まれると、試合終了間際の90+2分には、ラウタロ・マルティネスに決勝点を奪われてしまった。
トゥヘル監督の采配に、元イングランド代表FWのガリー・リネカー氏が疑問を呈した。英紙『METRO』によれば、ポッドキャスト番組『The Rest Is Football』で、「彼はクロアチア戦(グループステージ第1節)後に『負けるとしても、アグレッシブなサッカーを貫いた結果として負けるなら本望だ』と言っていた。しかし、その方針とは全く逆の采配をしたのではないか」と切り出し、次のように語った。
「1点をリードした途端に引いて守るようになり、交代策によってさらに守備的な陣形になってしまった。(リオネル・)メッシを擁し、引いた相手の守備ブロックを攻略することに長けた相手に対して、あえて引いて戦おうとしたのだ。私には全く意味が分からなかった。正直に言って、戦術的には驚くべきものだった」
リネカー氏はさらに、こう持論を展開した。
「非常にフラストレーションが溜まる内容だった。史上最高の選手であり、試合を重ねるごとにその評価をさらに確固たるものにしているメッシを相手にしながら、全員を自陣深くに引かせる戦術を取るなんて、全く理解できない」
消極的で極端な守備固めにご立腹のようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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