
ピアニストの辻井伸行に密着した番組「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)が、7月19日(日)に放送される。これまで非公開とされてきた東京のプライベートスタジオに初めてカメラが入り、辻井が新たな楽曲に取り組むプロセスを追う。
■純粋に音の響きを楽しむ、初公開のスタジオでの姿
「緊張しています…」取材初日、辻井は肩をすくめながらはにかんだ表情を見せた。生まれつき視力を持たない辻井は譜面を見ることができないため、新曲に挑む際は膨大な音のパーツを耳で聴き取り、一音ずつたどるようにして暗譜を始める。初めてピアノに触った少年のような表情で純粋に音の響きを楽しむ様子は、世界を舞台に躍動するピアニストというイメージとは異なる一面だ。
■「やがては世界を目指したい…」さらなる高みへの挑戦
20歳での「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」日本人初優勝以来、各国の名門ホールで華々しい実績を重ね、2024年にはクラシック専門のレコードレーベルの最高峰「ドイツ・グラモフォン」とグローバル専属契約を結んだ辻井。既に世界で名をはせているものの、本人は取材中に「やがては世界を目指したい…」と何度も口にする。番組では、その真意に迫っていく。
また、フランスの作曲家・プーランクをはじめ、初めて挑む3つの楽曲を分解し、ゼロから音を紡いでいく日々のプロセスに2026年の春から密着。そして迎えた本番で、唯一無二の才能を持つ辻井が珍しく弱音を吐いた姿も映し出す。

