
「こりゃダサすぎる!」FIFAが突如発表した“さらなるアメリカ化”にさっそく非難が相次ぐ 「まじでくだらん」「誰も求めていない」【W杯】
現地7月17日、FIFA(国際サッカー連盟)は公式サイトで驚きの情報を発信した。北中米ワールドカップの決勝を目前に控え、なんと優勝チームに「チャンピオンリング」を贈呈すると発表したのだ。
米プロスポーツ界では慣例となっているチャンピオンリング。NFLやNBA、MLBなどのシーズン王者に輝いたチームの選手&スタッフには、ゴージャスに装飾された特大のリングが贈られる。今回のFIFAバージョンもリングの片面にはワールドカップのトロフィーがあしらわれ、もう片面には優勝国のアイデンティティを反映したデザインを採用。決勝直後には優勝チームのキャプテンとヘッドコーチに記念用の仮リングが贈られ、その後、優勝メンバー30人用にそれぞれカスタマイズされた“ホンモノ”が正式授与される流れだ。
リングは合計で2026個制作され、優勝チーム分を除いた残る1996個はワールドカップの「公式ライセンス商品」としてファン向けに販売される。スペイン全国紙『as』はこれまでのサンプルや希少価値から「各リングの推定価格は約15万ドル(約2400万円)に達する可能性がある」と予想した。
一方で英メディア『talkSPORT』は「ワールドカップ優勝者に史上初のスーパーボウル風チャンピオンリング。ファンはFIFAの『くだらない行為』を酷評」と題した記事を掲載。欧州のファンからはさらなる「アメリカ化」に否定的な意見が相次いでいるようだ。
今大会では、初導入のハイドレーションブレイク(給水タイム)によってサッカーの試合がクォーター制になったと批判が噴出。決勝キックオフの90分前から盛大なクロージングセレモニー(閉会式)が行なわれ、ハーフタイムには既定の15分を大幅に超える25分を使ってショーが繰り広げられる。いずれも豪華なアーティストやゲストが目白押しながら、世界のファンからは懐疑的な声が後を絶たない。
そんななかでのチャンピオンリングの発表を受け、『talkSPORT』は「早くもファンから厳しい批判を受けている。米国、カナダ、メキシコが共催した大会の締めくくりに、サッカーの“アメリカ化”をさらに進める行為だと考えられているためだ」と論じ、X上の厳しい声を紹介。「誰もこんなものは求めていない。これはフットボールであって、サッカーじゃない」「まじでくだらないアメリカ人の発想だ」「最低なアメリカの伝統」「こりゃダサすぎる! このスポーツのアメリカ化をやめてくれ」とかなり辛辣だ。
FIFA公式SNSのコメント欄を覗いても、「新鮮な試みでいいじゃないか」「これ絶対欲しいぞ!」と一定数の歓迎の声はあるものの、「アメリカ文化のゴリ押しだ」「正直うんざりしてきた」「FIFAがアメリカナイズされすぎだよ」といったアンチコメントが大勢を占め、なかなかの不評ぶりである。
はたしてワールドカップトロフィーとともに、史上初のチャンピオンリングを手にするのはスペインか、アルゼンチンか。世紀のファイナルは日本時間20日の午前4時キックオフだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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