
批判もどこ吹く風。FIFA会長、“支持表明200・反対0”で再選濃厚と仏報道。UEFAは対立候補擁立の可能性を探るも…【W杯】
FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長は、北中米ワールドカップを巡る運営などで厳しい批判を浴びてきたものの、2027年の会長選では圧倒的優位に立っているようだ。フランスメディア『RMC Sport』が報じた。
同メディアは「FIFA会長選:支持表明200通、反対はゼロ。2027年、ジャンニ・インファンティーノの圧勝へ?」との見出しで現状を紹介。「ここ数週間、インファンティーノ氏は、米国で開催される2026年ワールドカップを巡り、多くの批判の的となっている。しかし、こうした批判があっても、来年にモロッコのラバトで開催される選挙総会において、FIFA会長が再選されることに支障をきたすことはないだろう」と伝えた。
記事によれば、2027年3月の会長選まで1年を切った現在、インファンティーノ会長はFIFA加盟211協会のうち、すでに200通近い支持書簡を受け取っているという。北中米W杯を巡る一連の論争も、その求心力にはほとんど影響を与えておらず、現時点では再選が「ほぼ確実」と見られている。
一方で、欧州では慎重な姿勢も残る。ドイツサッカー連盟は依然として支持を表明しておらず、フランスサッカー連盟も公式な立場を明らかにしていないという。また、UEFA(欧州サッカー連盟)は対立候補擁立の可能性を探っているものの、世界サッカー界の勢力図を考えると、十分な支持を集められる候補を見つけるのは容易ではないと『RMC Sport』は指摘している。
立候補の届け出期限は11月18日。しかし、インファンティーノ会長にとって欧州から全面的な支持を得られないことは大きな問題ではないようだ。同メディアは、アフリカや南米をはじめとする各大陸連盟で築いた強固な支持基盤が再選を後押しすると分析した。
さらにUEFAの狙いについては、必ずしも現会長を退任に追い込むことではなく、「異なる意見を提示し、FIFAの運営やガバナンスを巡る議論を活性化させること」にあると説明。その一方で、現時点ではインファンティーノ会長に対抗できる有力候補の登場は見通せず、再選への流れは極めて強固だと報じている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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