
「W杯の度に『個なのか組織なのか』になる」日本にない“究極の個”――ゴン中山が39歳の神様を饒舌に語る「メッシとマッシ(雅史)の違い。マッシはふかしちゃう」
2022年のカタールW杯で、リオネル・メッシはアルゼンチンを牽引し、36年ぶりの世界制覇に導いた。それから4年。39歳になった今もメッシは主役だ。
それどころか、前回を上回るパフォーマンスを披露。カタールW杯は7ゴール3アシストだったのに対し、北中米W杯では、決勝を前に8ゴール4アシストをマークしている。
まさに衰え知らず――。絶賛の声が絶えず寄せられるなか、中山雅史氏も不世出の“神様”を激賞した。
中山氏は7月18日に行なわれた「三井不動産SAMURAI BLUE 3D EXPERIENCE Presented by SAISON 日本代表OBトークショー」で、「日本のそれぞれの選手のレベルアップはできていると思いますけど、ワールドカップで戦ってどうだったかっていうと、もっともっと必要だった。ワールドカップが開催される度に『個なのか組織なのか』っていうところになる」と切り出し、個の象徴であるメッシについて、こう語った。
「今、『個』っていうとメッシなんですよね。メッシが前線にいたら怖さがある。でも、ちょっと下がったところ、行きづらいところにいても、そこからのパスがある。そのピンポイントパスに合わせてくる選手がいる。そこがやはりアルゼンチンの強さなのかな」
今大会で特に印象に残っているメッシのゴールは、ラウンド16のエジプト戦で決めた一発だという。1-2で迎えた土壇場の83分に、難しいハーフボレーで叩き込んだ値千金の同点弾だ。
「あれも味方が落としてるけど、そんな安定したボールじゃなかったんですよ。そのボールをショートバウンドで枠に決める。それだけの技術、落ち着いた姿勢、それができて決めてるっていうね。あれはね、やっぱメッシとマッシの違いなんですよ。マッシはね、ふかしちゃうんですよね」
雅史とメッシをひっかけ、自身をマッシと称したゴン中山氏。さすがのトークスキルで来場者の爆笑もかっさらってみせた。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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