●非常に暑い日が「酷暑日」に
近年、7~9月には40℃を超える気温が各地で観測されるようになり、今回、新たな区分として「酷暑日」が加わることになった。「酷暑日」の名称は、気象庁が2026年2月から3月にかけて実施したアンケートによって選ばれた。
アンケートの回答総数は47万件を超え、候補には「超猛暑日」や「極暑日」などもあった。「酷暑日」に決まったのは、すでに日本気象協会が2022年から使用しており、社会的にもなじみがあったこと。また、約20万票を獲得し、最も多くの支持を集めたことなどから採用されたという。
名称の決定だけを見ると些細な話題に思えるかもしれない。しかし、その背景には従来の猛暑という言葉では表現しきれないレベルの厳しい暑さという現実がある。
実際、近年の夏は昔とは暑さの質が変わったと感じる人も多いのではないだろうか。夏になると熱中症による救急搬送のニュースが連日のように報じられ、暑さ対策はもはや特別なことではなく日常生活の一部になっている。
そこで一度確認しておきたいのが、自分自身の夏バテ対策である。一例として、舞鶴赤十字病院がまとめた日頃の生活習慣を振り返るための「夏バテ対策チェック」を紹介しよう。チェック項目を見ると、水分補給だけでなく、運動習慣や入浴習慣、気象情報の確認や塩分補給、室温や湿度の管理など、多岐にわたる。
同病院では、暑さに負けない体づくりのためには、暑さに体を慣らす「暑熱順化」のほか、水分補給、バランスの取れた食事、十分な睡眠、継続的な運動が重要だとしている。これから本格的な夏を迎えるにあたり、まずは体調を崩さないよう、夏バテ対策にも意識を向けていきたい。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)

