『HaRENO Presents SUMMER EPIC 2026』インテックス大阪5号館(2026年7月18日)
GHCナショナル選手権試合 ○丸藤正道vs拳王×
丸藤が拳王の挑戦を退けてGHCナショナル王座とCyber Fight副社長職の“防衛"に成功。試合後にはKENTAの挑戦表明を承諾し、約1年ぶりとなる“丸KEN対決"が赤いベルトを懸けて行われることが決定的となった。
大阪ビッグマッチのセミファイナルで、赤いベルトを懸けて“丸拳対決"が実現。拳王が丸藤に「勝ったら副社長職も譲れ」と要求し、NOAH改革をめぐって公開討論にまで発展する事態となっていた。
拳王はテレビカメラに向けて自分のほうが副社長に向いているとしつこくアピールしつつ、得意の蹴りを何度も唸らせて先手。丸藤も先を読み合いながら、逆水平を効果的に浴びせ、ミドルキックとのラリーで火花を散らした。
エプロンでのドラゴンスープレックスから猛攻に出た拳王はPFSを投下。拳王スペシャルで絞め上げると、うつぶせになった丸藤にまたもPFSを落とした。間髪入れずに正調PFSへ。丸藤はこれを虎王で撃墜。不知火を敢行して、ピンチをチャンスに変える。
カウント1で肩を上げた拳王は再びミドルキックと逆水平の打ち合いに持ち込むも、丸藤はフックキック、虎王を乱射して押し切りにかかる。前方回転式不知火、生ヒザ式真・虎王と惜しげも無く大技を連発。拳王はカウント1で再びキックアウトして意地を見せるが、丸藤は不知火で3カウントをもぎ取った。
丸藤が拳王を振り切ってGHCナショナル王座初防衛に成功。あわせて副社長職の“防衛"にも成功した丸藤のもとに、早くも次のチャレンジャーが現れた。
KENTAだった。「丸藤さん、俺が今、何しに来たか分かりますよね? 通訳しに来たんじゃないですよ。次、そのベルトに挑戦させてほしくてここに来たんですよ。去年、GHCヘビー懸けて2人でやった試合、『丸藤対KENTAも、もう過去のもんだな』なんて言われ方をして、ちょっと俺もこのままじゃ終われないというのもあるんで」と振り返りながら挑戦表明した。
丸藤とKENTAは昨夏GHCヘビー級王座を懸けて激突。KENTAがgo 2 sleepをことごとく“失敗"したことが物議を醸した。KENTAは「まだ獲ったことのない、そのベルトに挑戦させてほしいというのもあるし、もう1回、丸藤対KENTAという戦いに“挑戦"させてください」と続けた。
丸藤も「前回の試合、俺もちょっと引っかかってる部分があるんだ。そして、最近俺すげえ調子いいんだよ。なので、ぜひともプロレスリング・ノア、ここで丸藤-KENTA、もう1回やりましょう」と即諾。“丸拳対決"の次は“丸KEN対決"に。1年前の雪辱も期して、永遠のライバルが今年は赤いベルトを懸けて交わる。
【丸藤の話】「まずは拳王…さん、ありがとう。感謝の気持ちでいっぱいだよ。いろいろ言い合ったし、やり合ったけど、試合をすりゃにくいし、でも気持ちいいし。隣に立てば心強いし。次はいつだ? あいつとのシングル。しばらくいいわ。俺もN-1とか出たいしな。でも、ちょっと約束することあんじゃないか? 拳王さん。こないだのタッグリーグ、あの情熱MAXがベルトを獲ったあかつきには、俺と拳王さんで挑戦するって言ってたじゃん。その話がどっか行っちゃって、なんか俺と拳王さんのシングルになっちゃってみたいな。せっかくだからやりたいよ、俺は。今の拳王さんとなら必ず勝てる、もう一回勝てる、ベルト獲れる。そしたら二冠になる、最高。そしてKENTA…さん。リング上で言ったように俺、前回の戦い、シングルマッチ心残りなんだ。どっかに引っかかってるところがあって、丸藤KENTAはもう時代じゃないみたいな感じの。確かに時代じゃない。時代だったら大変だよ。でも、その時代を作ってきた人間たちだよ、俺たちは。それをもう一回見せることができる。俺たちなら絶対できる。ということで、よろしくお願いします」
【拳王の話】「クソ…」
【KENTAの話】「丸藤さん、挑戦表明を受けてもらってありがとうございます。まあ、どうやら俺たち同じ気持ちだったようで、もう1回俺たちの戦い見せましょうよ。別に昔のような試合をしよう、俺はそう言ってるわけでもないし。今の2026年、お互いキャリアを積んできたなかで、今見せれる丸藤対KENTA、それをファンにも見せること。それから、俺あのベルト獲ったら、GHCのグランドスラムとかいうやつ、俺もあれやりたいから。それでいうと、白GHC獲ってないだろって言いたいんでしょ。あれ秋山さんが作ったやつだから。あれカウントしてないから。ないものと考えてるから。あれを獲ったら、俺GHCグラウンドスラムだから。結局何が言いたいかっていうと、今日試合したかったってこと」

