
「屈辱的な敗退を免れた」のがせめてもの救いか。フランスが3決で大量6失点。自国メディアも失意「士気はどん底、意欲もこの大舞台にふさわしくなかった」【W杯】
最後は“連敗”で幕を閉じた。
北中米W杯の準決勝でスペインに0-2で敗れたフランスは、3位決定戦でイングランドと対戦。前半は0-4とまさかの展開だった。
後半に奮起し、キリアン・エムバペ、ブレッドレー・バルコラ、エムバペが得点。その後、PKで失点し、ウスマンヌ・デンベレの得点で再び、1点差に詰め寄ったが、終了間際に被弾し、最終的に4-6の敗北を喫した。
フランスの大手紙『レキップ』は、「フランスは驚異的な逆転劇にあと一歩まで迫ったが、ワールドカップ3位決定戦でイングランドに敗れた。まさに波乱万丈の試合だった」と速報した。
「フランス代表は不安定で、士気はどん底にあり、試合への意欲もこの大舞台にふさわしくなかった」と辛辣に記す。「攻撃のたびに緊張し、最初の給水休憩で0-2、ハーフタイムには0-4とリードを許した。フロリダのうだるような暑さ(摂氏30度前後、湿度70%以上)と、どちらのチームを応援するよりも、イベントを楽しむことに興味があるように見える観客の祝祭的な雰囲気の中での試合だった」と振り返る。
両チーム合わせて、10個のゴールが生まれた。見応えあるゲームだったかもしれないが、この試合を最後にディディエ・デシャン監督が退任するフランスにとっては、せつない結果となっただろう。
「ディディエ・デシャン監督の14年間の指揮を称えるはずだった試合は、彼の在任期間で最もクレイジーな試合の1つとなった」と『レキップ』は指摘。「フランス代表の監督として、185試合目にして最後の試合となったこのゲームで、監督は自身の在任期間中、間違いなく最悪の前半戦を目撃した」とも。
一方的に負けなかったのが、せめてもの救いだろう。
「その後、チームは反撃を見せたが、危うい状況を覆すことはできなかった。最終的に、3位決定戦でイングランドに4-6で敗戦。1982年と同様、レ・ブルーはワールドカップで4位に終わったが、少なくとも後半のパフォーマンスによって屈辱的な敗退を免れた」
健闘は見せた。ただ、表彰台には上がれなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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