『サマーアクションシリーズ2026』後楽園ホール(2026年7月19日)
○田村男児&大森北斗&立花誠吾&レオン・デ・オロvsMUSASHI&吉岡世起&青木優也&“ミスター斉藤”土井成樹×
世界ジュニア王者の田村が挑戦者の土井を直接ピン。6日後に迫ったタイトル戦に向けて勢いを取り戻した。
土井は6・24新木場大会におけるタッグマッチで世界ジュニア王者・田村にピンフォール勝ち。7・25神戸大会で世界ジュニア王座に挑むことになった。7・11横浜大会でも土井が田村から勝利をもぎ取り、挑戦者ペースでここまで進んでいた。
今大会では最終前哨戦として、王者・田村は北斗&立花&レオンと、挑戦者・土井はMUSASHI&吉岡&青木とそれぞれカルテットを組んで対戦した。出身地がメキシコである以外はすべてプロフィールが不明のマスクマン・レオンはこれが全日本初戦となった。
田村と土井は先発を買って出ると、いきなりショルダータックルで正面衝突。打撃戦で火花を散らして、気持ちをぶつけ合った。新顔のレオンはMUSASHI相手にハンドスプリングフェイントやダイブ式飛びつきアームドラッグ、反転式トルニージョアタックなど華麗な動きを連発して歓声を呼び込む。
8月にシングルリーグ戦のゼンニチJr.フェスティバルが控えているだけに、ジュニア勢が奮戦。場内がさらに熱を帯びたところで、再び田村と土井が対峙した。土井がブレーンバスターでぶん投げると、MUSASHI&吉岡が加勢。吉岡のシザースキック、MUSASHIのファルコンアローから、土井がサマーソルトドロップを投下する。両軍入り乱れて大技が連鎖すると、レオンはMUSASHI&吉岡を場外に蹴散らし、ノータッチトペコンヒーロを敢行した。
リングに残った土井と田村は追尾式攻撃でせめぎ合う。田村はカウンターのラリアットからパワーボムを狙うが、土井はリバースする。V9クラッチ、回転エビ固めを連続して狙うも、田村は必死にキックアウト。ならばと土井はDOI555からバカタレスライディングキックをぶち込んだ。あえてフォールせず、再度DOI555を仕掛けるも、着地した田村が逆にパワーボムで引っこ抜いて3カウントを奪った。
6・24新木場大会、7・11横浜大会と連続して土井に敗れていたが、今大会では田村がキッチリと雪辱。最後の前哨戦を制して、いい形でタイトルマッチに臨むことになった。
田村は「相手のホームだと俺はずっと思ってるし。そういうつもりでやるから」と神戸という土地での戦いに警戒しつつ、「なかなか難しい戦いになると思うけど、今日対戦してやっぱり熱さが伝わったから。土井成樹の熱い気持ち…ああやって長年キャリアやってて、ああやって熱い気持ちで向かってくる。そういう気持ちが届いたから、俺ももっと頑張ろうと思った」と土井の熱情を感じてさらに気合いが入った様子。今大会は超満員札止めとなり、全日本は活気づいているが、「これからが大切だから。わかってない人はいないと思うけど、これからが一番重要なんで、そういうつもりで俺もやっていきます」と意気込んでいた。
一方、敗れた土井は「タイトルマッチ決める時に3カウント取って、この前の前哨戦でも3カウント取って、今日一気にノーサイドや。ノーサイドやというか、もうちょっと向こうのほうに分があるちゃうかってぐらい」と肩を落としたものの、「もう残すところはあと25日の本番や。心していくわ。今日みたいにはいかへんからな。パワーで来るんやったら、パワーで来いや」とメッセージを送っていた。
【田村の話】「8月はジュニフェスもあるし、それに向けたジュニアの8人タッグマッチだと俺は思ってるから。今後が一番大切になるから。もちろん俺も世界ジュニア前哨戦、土井成樹がいるし、相手のホームだと俺はずっと思ってるし。そういうつもりでやるから。なかなか難しい戦いになると思うけど、今日対戦してやっぱり熱さが伝わったから。土井成樹の熱い気持ち…ああやって長年キャリアやってて、ああやって熱い気持ちで向かってくる。そういう気持ちが届いたから、俺ももっと頑張ろうと思った。その思いをバチバチに。7月25日、神戸大会、やっていきましょう。そして、ジュニアのみんなも聞いてほしい。これからが大切だから。わかってない人はいないと思うけど、これからが一番重要なんで、そういうつもりで俺もやっていきます」
【土井の話】「やっぱあいつはヘビー級並みのパワーだった。タイトルマッチ決める時に3カウント取って、この前の前哨戦でも3カウント取って、今日一気にノーサイドや。ノーサイドやというか、もうちょっと向こうのほうに分があるちゃうかってぐらい。もう残すところはあと25日の本番や。心していくわ。今日みたいにはいかへんからな。パワーで来るんやったら、パワーで来いや」

