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本田圭佑の「3位決定戦はなくした方がいいかもね」に賛同できる理由。個人タイトルを左右する興行試合は本当に必要か【W杯】

本田圭佑の「3位決定戦はなくした方がいいかもね」に賛同できる理由。個人タイトルを左右する興行試合は本当に必要か【W杯】


 本田圭佑さんが、自身のX(旧ツイッター)にこう投稿した。

「W杯の3位決定戦はなくした方がいいかもね」

 この意見に賛同できる理由はある。

 現地7月18日(日本時間19日)に開催された北中米ワールドカップの3位決定戦は、イングランドがフランスを6−4で下すという結果に終わった。10ゴールが生まれる壮絶な撃ち合いだったが、準決勝までのようなヒリつく緊張感とは明らかに異なる空気が漂っていた。もちろん好ゲームではあった。ただ、「どうしても勝たなければならない」というワールドカップ特有の切迫感は感じられなかった。

 本田さんの投稿には、「少なくとも個人タイトルへの加算はなしだと思った。あれだけモチベーションを失った状態でプレーしていた内容の試合を見てしまうと」といった意見も寄せられている。私も、3位決定戦の結果が大会MVPや得点王、アシスト王といった個人タイトルの行方を左右してしまうことには違和感を覚える。
 
 実際、大会MVP、得点王、アシスト王の“個人3冠”の可能性も報じられていたメッシは、フランスのオリーセがイングランド戦で2アシストを記録したことで、アシスト王争いで大きく後退した(得点王も正直、怪しくなった)。

 決してメッシ信者ではない。3位決定戦が個人タイトル争いにまで影響を及ぼすのであれば、その意義を改めて考える必要があるのではないか、と主張したいだけだ。

 もちろん、FIFAにとって3位決定戦には興行面での価値がある。世界中に放映され、スポンサーにとっても重要なコンテンツである以上、簡単になくなることはないだろう。

 それでも、本当にこの試合はワールドカップに必要なのだろうか。

 大会は48か国参加という新たな時代に突入した。試合数も選手の負担も増え続けるなか、3位決定戦という存在を残す意味を、改めて問い直す時期に来ているのかもしれない。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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配信元: SOCCER DIGEST Web

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