
「わずか数分で20万回もシェアされた」アルゼンチン撃破で栄冠。スペイン紙が元ドイツ代表MFの“たった2語”に着目「この言葉は非常に力強い」【W杯決勝】
4大会ぶり二度目の世界制覇だ。スペイン代表は現地7月19日、北中米W杯の決勝でアルゼンチン代表と対戦。106分にフェラン・トーレスが挙げた1点を守り抜き、1-0で勝利した。
スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「スペインは自らのスタイルを貫きながら素晴らしいプレーを見せ、あらゆるラウンドで地力を証明した」と誇る。
「まさに世界最高の代表チームだ。苦しい局面もあり、緊張した展開が続き、延長戦まで待たされたが、フェラン・トーレスがゴールを決め、サッカー最大の舞台で2つ目の星を手に入れた」
ひやりとする場面もあった。
「もしアルゼンチンが最初のチャンスで得点していたら、どうなっていたか? サッカーにはそういうことがある。これまでも何度も目にしてきた。それは痛すぎる結末だっただろう」
同紙は「そして不公平でもあった」と続ける。
「アルゼンチンは『もう一つのサッカー』をプレーする。一部の人々が肯定的な意味で使うこの婉曲表現は、本来の言葉――ずる賢い、乱暴、荒々しい—――の代わりに使われているにすぎない」
アルゼンチンの戦いぶりについて、「同じことはイングランドとの準決勝でも見られたし、今日のスペイン戦でも繰り返された」と指摘する。そのうえで、自国の代表チームのスタイルを誇示する。「真にサッカーを愛する者――少なくとも、クリーンで正直なサッカーを愛する者――なら、今日はスペインを支持していたはずだ。試合前に迷いがあったとしても、アルゼンチンの複数の選手が見せた荒いプレー、シミュレーション、絶え間ない抗議によって、その迷いはすべて払拭されただろう」。
さらに「トニ・クロースも同じ考えだった」と伝える。
「レアル・マドリーとドイツ代表の元選手であるクロースは、Xにシンプルな英語のメッセージを投稿した。『Football won』――サッカーが勝った。それだけだ。しかし、この言葉は非常に力強い。たった2語で、クロースはアルゼンチンが試合中に何をしたかについて、語られた以上のことを雄弁に物語った。そのメッセージは、わずか数分で20万回もシェアされた」
現在36歳の元MFのキャリアにも言及。「クロースは2014年のブラジルW杯決勝でアルゼンチンと対戦している。この試合でドイツは延長戦の末に1-0で勝利し、優勝を果たした」。記事は「アルゼンチンとの対戦経験、スペインでの生活、そして良質なサッカーへの愛着を考えれば、ニューヨークの決勝でクロースがどちらを応援していたかは明白だ」と締めくくった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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