
「相手の気力を、希望も奪う」イブラヒモビッチが独特の表現でスペインの強さを伝える「気が狂いそうになる。蹴とばしたくなる」【W杯】
60%のポゼッション率で、シュート数は20対2。勝負は延長戦までもつれ込んだが、内容は圧倒的だった。
北中米W杯の決勝戦が現地7月19日に開催。スペインがアルゼンチンに1-0で勝利。106分にフェラン・トーレスが挙げたゴールが決勝点となった。
注目選手の1人、スペインのラミネ・ヤマルはフル出場。鋭い突破などいくつかの見せ場は作ったものの、決定的な仕事には絡めなかった。
振り返れば、足首の怪我の影響で、開幕当初は少なからず不安を抱えていたはずだ。「彼はコンディションが万全でない状態で、この大会に入ってきた」と話すのは、アメリカメディア『FOX SPORTS』で解説員を務めた元スウェーデン代表FWのズラタン・イブラヒモビッチだ。
「彼にとって最高の大会とは言えなかった」と評した一方で、イブラヒモビッチは「ヤマルがいつものように力を発揮しなくても、スペインはワールドカップを制した。このことが、スペインの強さを物語っている」と称える。
スペインは通算38戦無敗を達成し、世界の頂点に立った。
「スペインがいかに強いか、それがよく分かる」とイブラヒモビッチは続ける。「なぜなら、彼らがパスを回し始めると、相手の気力を、希望も奪っていくんだ。そして、選手として経験上、分かるのだが、もしボールに触れないまま、相手がずっとボールを持ち続けていると、気が狂いそうになる。忍耐を失う。追いかけ始めたくなる。蹴とばしたくなる」
独特の表現でスペインの強さを伝えるイブラヒモビッチは、「この大会で、彼らは自分たちのサッカーをやり遂げた。結局のところ、世界最高の代表チームなんだ」と論じた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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