7月に入って一気に暑くなり、35度以上の猛暑日が珍しくなくなった。連日、エアコンをフル稼働させることで頭を悩ませるのが、家計をジワジワと圧迫する「電気代の値上げ」だ。
快適な睡眠や体調管理のために冷房をケチるわけにはいかないが、請求書を見て驚く事態は避けたいところ。実は多くの家庭がやってしまっている「間違った使い方」が、電気代を無駄に跳ね上げているのだ。
日常のちょっとした心がけで冷房効果を維持したまま、電気代を最大10〜20%近く削減できる。そんなスマートな「エアコン家計防衛術」がある。最新の家電事情に精通するトレンドライターの話を聞こう。
「まず見直すべきは、こまめなオン・オフではなく『自動運転』の正しい活用です。エアコンは室温を下げるまでの起動時に最も電力を消費するため、微風でダラダラつけるよりも、自動運転で一気に冷やし、あとは安定運転に任せるのが最も省エネ」
見落としがちなのが「フィルター掃除の頻度」だ。2週間に1回、フィルターのホコリを清掃するだけで、冷房効率が格段にアップ。これだけで電気代を約4〜6%もカットできるという。
室外機の遮熱対策を怠ると著しく効率が低下
室内だけでなく、ベランダ等にある室外機へのアプローチも、電気代節約を大きく左右する。トレンドライターが続ける。
「これが3つ目のポイントとなる『室外機の遮熱対策』です。直射日光を浴びて室外機本体やその周辺の温度が上がると、熱を排出する効率が著しく低下する。市販の遮熱日よけパネル、またはすだれなどで日陰を作るだけで、無駄な電力消費を大幅に抑えられます」
夏本番の猛暑到来に、知っている者だけが得をする大人のライフハック。賢くエアコンをコントロールする自衛策を今すぐ実践し、冷え冷えの快適な空間をキープしつつ、スマートにこの夏の電気代を浮かせたい。
(滝川与一)

