7月19日、帯広競馬場で行われた11R・ばんえい大賞典(BG3・3歳・ダ直200m)は、中村太陽騎乗の5番人気、ヤマトテンショウ(牡3・ばんえい・谷あゆみ)が勝利した。2着に2番人気のスターノチカラ(牡3・ばんえい・服部義幸)、3着にヤマノブラウン(牝3・ばんえい・長部幸光)が入った。勝ちタイムは1:37.0(馬場水分3.7%)。
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1番人気で阿部優哉騎乗、ホクセイイワキヤマ(牡3・ばんえい・坂本東一)は、6着敗退。
小雨が降る中、馬場水分3.7%で行われた本レース。各馬一斉にスタートすると、ほぼ一団で第一障害を越えていく。各馬が道中で息を入れるなか、先頭で第一障害を下りたヤマトテンショウが果敢な逃げを展開。第二障害手前で二度息を入れながらも後続を寄せ付けず、単独先頭で第二障害に到達する。全頭が第二障害下に到達する前に再びひと息入れると、先頭で登坂を開始。続いてレッドウンカイ、スターノチカラも登坂を始めるが、ヤマトテンショウが危なげなく第二障害をクリア。大きく間を置いてスターノチカラとレッドウンカイがほぼ同時に越えていく。
残り30mで先頭を行くヤマトテンショウに後続が一気に差を詰める。残り20m付近ではヤマトテンショウの脚色が鈍り、スターノチカラがじわじわと迫るが、最後までしぶとく粘ったヤマトテンショウが先頭を譲ることなくゴール。見事、重賞初制覇を飾った。2着にはスターノチカラ、3着にはヤマノブラウンが入った。ヤマトテンショウを管理する谷あゆみ調教師と騎乗した中村太陽騎手は、ともに重賞初制覇となった。
1着 ヤマトテンショウ
中村太陽騎手
「このような良い馬に乗せてもらい、厩務員さんが何か月も前からこのレースに向けて万全の状態に仕上げてくれたので、最高の形で結果を残せたことを誇りに思います。今日の雨はヤマトテンショウにとってはプラスで、この馬が一番強いと思って騎乗しました。スタートから手ごたえや障害の掛かりが良く、下りてからも頑張ってくれました。障害を下りてからも勝負の行方は分かりませんでしたが、ゴールに入って初めてホッとしました。一冠目を勝てたので、これからの成長が楽しみな馬です。今日は本当に応援ありがとうございました。この舞台で勝たせることができて嬉しく思っています。これからもヤマトテンショウと中村太陽をよろしくお願いします。ありがとうございました」
谷あゆみ調教師「試行錯誤しながら仕上げた」

谷あゆみ調教師
「最初は実感がなかったのですが、表彰台に上がったときに嬉しさが湧き上がってきました。この馬とはテストを受けるということで入厩してきたのが最初の出会いでした。大きくて力はあるのですが、難しいところがあるので、厩務員さんと一緒に試行錯誤しながら上手く仕上げることができました。第二障害を下りたときに競り合うと勢いが出ますが、そうでなかった場合はとてもマイペースになる馬なので、脚色が鈍らないでほしいと祈っていました。中村騎手が上手に追ってくれたのがよかったです。二冠目、三冠目と期待しますし、頑張る励みにもなりますが、馬が自分から自然に頑張ってくれるような状態を今後も作って行けたらと思います。これからも上を目指して頑張って行くので、応援よろしくお願いします」
ヤマトテンショウ 27戦5勝
(牡3・ばんえい・谷あゆみ)
父:ツガルスピード
母:翔和姫
母父:サカノリキマル
馬主:矢藤秀樹
生産者:野澤幸弘
【全着順】
1着 ヤマトテンショウ
2着 スターノチカラ
3着 ヤマノブラウン
4着 レッドウンカイ
5着 キョウエイジェット
6着 ホクセイイワキヤマ
7着 カツブライト
8着 キングウンカイ
9着 サトノブレイカー
10着 インカン

