
「彼には荷が重すぎた」決勝主審をアルゼンチン紙が酷評。“2つの判定”を問題視「重大なミスを犯した」「バエナにも警告を与えるべきだった」【W杯】
アルゼンチン紙『Clarin』が、北中米ワールドカップ決勝で笛を吹いたスロベニア人のスラフコ・ヴィンチッチ主審の判定に厳しい評価を下した。
アルゼンチン代表は現地7月19日、ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムで行なわれたスペイン代表との決勝で0-1の敗戦。大会連覇はならず、スペインが4大会ぶり2度目の優勝を飾った。
同紙は「スペインがアルゼンチンを破ったワールドカップ決勝戦の主審、スラヴコ・ヴィンチッチ。彼には荷が重すぎた試合で、2つの重大なミスを犯した」と題した記事を掲載。「対話を通じて試合をコントロールしようとしたが、時折、事態が手に負えなくなった」と、そのレフェリングを酷評した。
記事が最も問題視したのは、延長戦の96分の場面だ。スペインのニコ・ウィリアムスがGKエミリアーノ・マルティネスのこぼれ球を押し込みネットを揺らしたものの、ミケル・メリーノのニコラス・オタメンディへのファウルがあったとしてゴールは取り消しに。『Clarin』は、この判定を「非常に物議を醸した」と伝えている。
また、エンソ・フェルナンデスがパウ・クバルシへのファウルで2枚目のイエローカードを受け退場となったシーンにも注目。記事では、この2枚目については「ボールに触れず、正当な退場だった」と認めつつも、退場につながった最初の警告については「厳しすぎるように思われた」と疑問を呈した。
加えて、判定基準の一貫性にも疑問を投げかける。アルゼンチンのレアンドロ・パレデスやアレクシス・マカリステルへの警告などを挙げ、「カードを出すことに対してあまりにもためらいがなかった。それなら試合序盤にリオネル・メッシを押したスペインのアレックス・バエナにも警告を与えるべきだった」と指摘した。
そのうえで、「結局のところ、この決勝戦はスロベニア人主審にとって荷が重すぎたようだ」と締めくくり、世界一を争う大一番でのレフェリングに厳しい評価を下している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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