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火星最古の地にあるクレーター 火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影

火星最古の地にあるクレーター 火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影

マーズ・エクスプレスがとらえたノアキス大陸の一部

この画像はESA(ヨーロッパ宇宙機関)の火星探査機マーズ・エクスプレスがとらえたもので、火星最古の地の一つ、ノアキス大陸(Noachis Terra)の一部が映っています。

画像の右半分には、直径約180kmのカイザー・クレーターが映っており、クレーターの南(画像左方向)の縁が画像中央を縦に走っています。クレーターの深さは数kmに及びます。

画像の左側にはクレーターがいくつか見えています。クレーターの輪郭がはっきりしているものがある一方で、長い年月をかけて徐々に侵食され、輪郭がぼやけたものもみられます。

金属のような光沢のある砂丘

火星のカイザー・クレーター内の砂丘。マーズ・エクスプレスが撮影。

カイザー・クレーターの内部にある砂丘には、金属のような光沢がみられます。砂丘は火星の風によって形成されたもので、周囲のクレーターの底から100m以上もそびえ立っています。光沢は、南向きの斜面にある明るい霜によって生じています。

そのあたりの砂丘は、鎌状の形をしたバルハン砂丘と、細長く平行に分布した横列砂丘が混在しています。この地域では、主に西(冒頭の画像の上)から吹く風によって砂丘が形成されています。砂はきめ細かく玄武岩質で、火山活動で形成された輝石や橄欖石などの鉱物を多く含んでいます。

画像はESAから2026年7月15日に公開されました。

(参考)「マーズ・エクスプレス」関連記事一覧

Image Credit: ESA/DLR/FU Berlin

(参照)ESA

配信元: アストロピクス

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