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28年ぶり復活「アメリカ横断ウルトラクイズ」で疑問視される「MC櫻井翔の役割」「予選開場」「分断ロケ」

28年ぶり復活「アメリカ横断ウルトラクイズ」で疑問視される「MC櫻井翔の役割」「予選開場」「分断ロケ」

 伝説の視聴者参加型クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」(日本テレビ系)が復活する。番組誕生50周年を記念して、年末年始に「新作」を放送すると発表され、7月18日からは出場者の募集がスタートしている。
 今回はヨーロッパ、アフリカ、アメリカを巡る全行程約4万2000キロの3大陸横断ルートとなり、櫻井翔が新MCに就任。
「初代・福留アナウンサー、2代目の福澤アナウンサーからのバトンを引き継ぎ、クイズの旅に出ます!」
 と意気込んでいる。

「ウルトラクイズ」は1977年にスタートし、1992年まで毎年放送。1998年には「今世紀最後!!」と銘打った復活版が制作されており、今回は実に28年ぶりとなる。
 この決定を受け、かつて番組にエントリーしていたクイズマニアの男性は「復活は喜ばしいこと」としながらも「正直、不安で仕方ありません」と懸念を口にする。

「いちばん気になるのは、櫻井さんがどこまでの役割を担当するかということ。福留功男さんと福澤朗さんは単なる盛り上げ役ではなく、問題を読み、正解を叫び、敗者に言葉をかけながら挑戦者と旅をしていた。問題文の間の取り方や声の圧までが、勝負の臨場感を作っていたんです。発表では住岡佑樹アナがMCアシスタントとして名を連ねていますが、櫻井さんが進行と応援を担当し、アナウンサーが問題を読む分業制になるのなら、昔のウルトラクイズとは全くの別モノですよ」

2カ月も空けたら挑戦者の熱量リセットと外部漏れリスクが…

 もうひとつの違和感が、9月12日に実施される第1次予選だ。会場は東京都内の「屋外施設」と発表されている。
「番組開始から、出発点は後楽園球場と、のちの東京ドーム。何万人もの挑戦者が水道橋の『クイズの聖地』に集まり、最初の○×クイズに挑む光景が失われることになります。東京ドームから離れてしまうのは、会場確保などの事情があるにしても、非常に寂しいですね」(前出・クイズマニア男性)

 そしてテレビ関係者は、別の懸念を口にする。
「募集要項を見ると、海外でのロケは9月20日から10月2日と、11月30日から12月7日の二期に分かれています。昔は旅を続ける中で人間関係が積み上がり、それが番組の魅力になっていた。2カ月も空けば、挑戦者の熱量が一度リセットされる上、結果や撮影内容が外部に漏れるリスクが高まります。規約でSNS投稿を禁じても、本人の同僚や知人がリークする可能性は防げません」
 新システムは吉と出るか、凶と出るか。

(山倉卓)
お笑い業界とバラエティー番組の現場にネットワークを持つ芸能記者。自らも90年代から構成作家として活動している。

配信元: アサ芸プラス

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