ロサンゼルス・ドジャースのエバン・フィリップスが、トミー・ジョン手術からの復帰後もメジャーの打者への対応に試行錯誤を続けている。現地7月20日、地元メディア『Dodgers Nation』が伝えた。
フィリップスは2025年5月に右肘内側側副靭帯の再建手術を受け、14か月ぶりにマウンドへ復帰。今季は4試合に登板し、4イニングで防御率6.75となっている。
復帰初戦では1イニング無失点、2奪三振と上々の内容だったが、その後は3試合連続で失点。19日のヤンキースとのダブルヘッダー第2戦では8回にジャズ・チゾムJr.へ勝ち越し本塁打を浴び、敗戦につながる一打を許した。
同メディアによると、試合後のフィリップスは失投を悔やみ「ミスの許されない球種を選んでしまった。ストライクを取りにいこうとして外角を狙ったが、真ん中寄りに入ってしまった」と振り返った。
また、現在の状態についても「まだ試合で投げる感覚を取り戻している途中だ。リハビリでは体の状態を確認することが最優先だった。リハビリ終盤は試合を意識した調整も行なったが、メジャーの試合環境や競争レベルを再現することはできない」と話し、実戦感覚を取り戻す難しさを明かしている。
『Dodgers Nation』は、長期間の実戦離脱が現在の苦戦につながっていると伝える一方で、フィリップスは22年の加入以降、ブルペンの要として活躍してきた実績を紹介。22年から25年までの4シーズンで通算201試合に登板し、防御率2.22を記録した実績を改めて評価した。
長期離脱から復帰した右腕がメジャーの打者との感覚を取り戻せるかは、後半戦のドジャース救援陣を占ううえでも重要なポイントとなりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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