最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
「ルイス3世、皇帝」世界中が絶賛! スペイン世界一の礎を築いたデ・ラ・フエンテ監督の“静かなカリスマ”

「ルイス3世、皇帝」世界中が絶賛! スペイン世界一の礎を築いたデ・ラ・フエンテ監督の“静かなカリスマ”

北中米ワールドカップ決勝、スペイン代表は延長戦の末にアルゼンチン代表を1-0で下し、2010年南アフリカ大会以来となる2度目の世界王者に輝いた。

 前回王者を圧倒しての戴冠に、世界中のメディアも「ラ・ロハ」に賛辞を贈っており、スペインのスポーツ紙『MARCA』は、「この試合はもっと早く決着していてもおかしくなかった。ボール支配率65%、シュート20本(枠内12本)、CK9本、パス762本と、あらゆるスタッツでアルゼンチンを圧倒。スペインは文句なしの世界王者となった」と伝え、延長戦までもつれたものの、その内容は「圧勝だった」と評している。
  国外からは、イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』が「勝つべきだったのはスペインだ。もしアルゼンチンが勝っていたなら、それはサッカーへの冒涜だった」とまで表現。フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は「新たな王者たち」と見出しを打ち、「2010年W杯、EURO2008、2012、2024に続く今回の優勝で、スペインは21世紀最高の代表チームとしての地位を確立した」と称賛した。

 一方、英国公共放送『BBC』も、「スペインの優位性は疑いようがなかった。ボール支配も、決定機も、全てを支配した」と報道。ドイツの日刊紙『Bild』は、「最後まで攻め続けた努力が報われた」と伝え、ポルトガルのスポーツ紙『A Bola』は「スペインは、アルゼンチンを完膚なきまでに封じ込めた」と評価した。そして敗れたアルゼンチンでも、スポーツ紙『Ole』が「スペインは優勝に値した」、さらに日刊紙『Clarín』も「スペインの方が上回っていた」と、その実力を認めている。

 スペインを率いたルイス・デ・ラ・フエンテ監督は決勝戦の後、「これは運命として決まっていたことだった。そして、我々はその栄冠に値する。このチーム、この素晴らしいサポーターは、あらゆる喜びを受け取る資格がある。我々は運命との約束の日を迎え、それを現実のものにした」(英国の日刊紙『The Guardian』より)と喜びを表わして選手やサポーターを称えたが、この65歳の指揮官こそが最高殊勲者であると指摘する声も少なくない。

 スペインのスポーツ紙『as』は、「ルイス3世、皇帝」と題した記事で、EURO、ネーションズリーグ(UNL)、そしてW杯を制したデ・ラ・フエンテ監督を、「スペイン・サッカー史上、最も成功した代表監督となった」と評価。さらに、W杯とEURO両方を制した監督として、同じスペインのビセンテ・デル・ボスケ、ドイツのヘルムート・シェーンに続く史上3人目であることも紹介した。

 同メディアは、「就任当初はルイス・エンリケ前監督との比較に苦しみ、スコットランド戦での敗戦などから激しい批判を浴びたが、その後はロドリを中心としたチーム作りを進め、UEFAネーションズリーグ制覇を皮切りに、EURO優勝、そして今回の世界制覇へと導いた」と指揮官の軌跡を辿り、「『冷静さこそ力』と繰り返し説き続けた彼は、ラミネ・ヤマルやペドリらスター選手の起用法、セルヒオ・ラモスやアルバロ・モラタを巡る難しい決断なども見事に乗り越え、歴史を変えた」と称賛している。
  スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「今大会はスーパースターたちのW杯だった」としながらも、「最後に優勝したのは、『チームに"I(私)"は存在しない』という言葉を体現したスペインだった」と綴り、世界屈指の才能を擁しながらも、「このチームはスターを中心に構築されたわけではなく、誰ひとりとしてチームより優先されることはなかった」と指摘した。
  デ・ラ・フエンテ監督については、「控えめな理科教師のような風貌だが、誰よりも尊敬と信頼を集める人物」と評し、その理由を「EURO制覇という実績」と「サッカー連盟で長年続けてきた育成年代での仕事」に求めている。

 また、「今大会のメンバーの多くは所属クラブで満足のいくシーズンを送れず、故障や不振に苦しんでいた選手ばかりだった」と指摘し、「だからこそ、彼らは飢えていた。W杯だけを見据え、精神的エネルギーを蓄えていた」と説明。その上で、「スペインは個々の能力以上の力を発揮した、全体が部分の総和を上回るチームだった」と称賛した。

 戦術面でも、「ボールを保持し、相手を走らせ、失えば即座に奪い返す」という哲学が徹底され、「大会を通じて1失点しか許さなかった鉄壁の守備は、焦る必要のない試合運びを可能にした」と分析。最後は、「このチームの成功は、才能だけではない。チームワーク、規律、謙虚さ、そしてデ・ラ・フエンテ監督が醸し出す静かなカリスマによって築かれた」と結論づけている。

 そしてイタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は、「今回の世界制覇の原点は、10年以上前にある」と報道。記事では、デ・ラ・フエンテ監督が2013年にサッカー連盟入りすると、U-19欧州選手権優勝を皮切りに、U-21欧州選手権、地中海競技大会、東京五輪(銀メダル)など、年代別代表で次々に自国代表チームを成功に導いてきたことが紹介された。

 そして、「当時から、ロドリ、ミケル・メリーノ、ウナイ・シモンら現在の主力を育て上げ、後にはペドリ、ダニ・オルモ、マルク・ククレジャらもその流れに加わった。ギリシャ・カテリーニ(U-19欧州選手権)で積み上げた最初のひとつのレンガが、世界王者への土台となった」と綴り、スペインの栄光が十数年に及ぶ育成と積み重ねによって得られた成果だったことを強調している。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】女優、モデル、タレントずらり!上田綺世、長友佑都、谷口彰悟…新旧日本代表の愛妻たち(16枚)

【画像】海外サッカー選手の妻&パートナー大特集! メッシ、C・ロナウド、ケイン、ハーランドら(45枚)

【画像】絢爛豪華! メッシ、フェルスタッペン、ジョコビッチ、カリー、スキーンズ…世界TOPアスリートの“妻&パートナー”(23枚)
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ