『G1 CLIMAX 36』宮城・仙台サンプラザホール(2026年7月21日)
Aブロック公式戦 ○ジェイク・リーvs後藤洋央紀×
ジェイクがかつてヒザを負傷した因縁の地・仙台で怪我を偽装。まんまと騙し討ちで無傷の後藤に土をつけて、今G1で2勝目を手にした。
1勝1敗のジェイクと、Aブロックで唯一開幕2連勝を果たした後藤が対戦。ジェイクは2024年の9・11仙台大会における6人タッグ戦で右ヒザを負傷し、長期欠場を余儀なくされたが、その時の相手のひとりが後藤だった。
後藤から直接ヒザへの攻撃を受けたわけではなく、もはや逆恨みなのだが、ジェイクは因縁の地での報復を予告。今年のNEW JAPAN CUP2回戦で対戦した際は、後藤がGTRで快勝しており、ジェイクにとっては雪辱戦にもなった。
ジェイクは顔の左半分を白くペイントして登場。道化師らしくお株を奪う「ざんまい」で挑発する。怒りの後藤は場外戦を仕掛けたものの、ジェイクは鉄柵への自爆を誘うと、エプロンや本部席のテーブルめがけて顔面から叩きつけた。
防戦を余儀なくされた後藤はラリアットで流れを変えると、右ヒザを容赦なく蹴りつけ、裏GTRやヒザへのGTRもさく裂。エプロンに逃れたジェイクを場外へ叩き落とす。2024年の負傷時と同じような形になると、ジェイクはヒザを押さえて悲鳴を挙げて倒れ込んだ。慌ててレフェリーやセコンドのジェイコブ・オースティン・ヤングがジェイクの状態を確認。三澤トレーナーまで姿を現し、声援もジェイクに集中した。
ジェイクは足を引きずりながら這うようにリングインするも立ち上がれない。動揺を垣間見せながらも後藤は背中にストンピングを連打。強引に立ち上がらせようとしたものの、動けないジェイクを見かねてレフェリーが止めに入り、後藤をコーナー付近まで下がらせた。
が、その瞬間、ジェイクはおもむろに立ち上がり、ダッシュして荒武者にFBSを一閃。すぐさま押さえ込んで、ジェイクがまんまと3カウントを奪った。
因縁の土地・仙台でヒザ負傷を偽装したジェイクが逆転勝利で2勝目。道化師らしく完璧に騙してみせたジェイクは花道で踊って後藤を挑発した。バックステージでも「名演技だったろ? 主演男優賞並だぜ。そして、トラウマを払拭したぜ! 私はな、トラウマだって武器にするんだぜ!」と勝ち誇ったジェイクの次戦は7・25大田区大会。全日本時代の先輩・SANADAとの対戦を控える。
一方、初黒星となった後藤は「なんだ、最後、オイ、なんか飛んできたぞ」とぼう然。「誰か、ドッキリだって言ってくれよ……」と肩を落とすばかり。大田区大会ではグレート-O-カーンと対戦する。
【ジェイクの話】「名演技だったろ? 主演男優賞並だぜ。そして、トラウマを払拭したぜーッ! (※右ヒザを触りながら)この地で、この会場で、ここブチ切れたんだよ。私はな、トラウマだって武器にするんだぜーッ!」
【後藤の話】「(※顔を押さえながら)オオゥ……。オイ、なんだ、最後、オイ、なんか…なんか飛んできたぞ。何が飛んできた? クソ……。アァ…誰か、ドッキリだって言ってくれよ……」

