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「日本から雑誌を送ってほしい」W杯決勝でV弾のスペイン代表FW、7年前の忘れられないエピソード【W杯】

「日本から雑誌を送ってほしい」W杯決勝でV弾のスペイン代表FW、7年前の忘れられないエピソード【W杯】


 現地7月19日にニューヨークで行われた北中米ワールドカップの決勝で、スペイン代表が前回王者のアルゼンチンと対戦。1-0で勝利し、2010年大会以来ニ度目の優勝を飾った。

 この試合で、値千金の決勝ゴールを奪ったのが、途中出場のFWフェラン・トーレスだ。スコアレスで突入した延長の106分、ニコ・ウィリアムスがヘッドで折り返したボールを左足で捉え、豪快にネットを揺らしてみせた。

 現在はバルセロナでプレーする26歳は、6歳の時に加入したバレンシアの下部組織で育ち、17歳でトップデビューを飾った。19歳の時には、2000年代生まれの有望株として、『ワールドサッカーダイジェスト』誌でインタビューを実施した。

 その時は、同誌の編集部に所属していたため、ある出来事が強く印象に残っている。
 
 当時、スペインでも注目の逸材だったとはいえ、フェランは単独インタビューを受けた経験がほぼなかったという。にもかかわらず、遠く離れた異国のサッカー専門誌から取材を受け、とても喜んでくれた。

 後から、マネジメント会社を通じて、「日本から雑誌を送ってほしい」と連絡があった。海外の選手から、インタビューが掲載された現本を送ってほしいと言われたのは初めてだった。初々しさを感じて好感を持った記憶がある。

 さらに、そのマネジメント会社は、日本の雑誌に掲載されたことをPRするため、フェランが日本料理屋を訪れ、店主と雑誌を眺めながら会話をする様子を収めた動画まで作成した。当時のフェランにとっては、インタビュー掲載は画期的な出来事だったのだ。

 あれから約7年。まさか、W杯のファイナルで決勝ゴールを決める選手になるとは――。その瞬間を目の前で見られ、少し胸が熱くなった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

【動画】『ワールドサッカーダイジェスト』誌に掲載されたインタビューを眺める若き日のフェラン

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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