日本たばこ産業(JT)は7月21日、仕事専用SNSを運営するYOUTRUSTとの協業を記念したトークイベントを開催した。イベントには、株式会社YOUTRUST代表取締役の岩崎由夏氏、MMBH株式会社代表の岸谷蘭丸氏、JT RRP商品企画部担当部長の原賢太氏が登壇。「AI時代の働き方~ながらリフレッシュで仕事もタイパ時代へ~」をテーマに、生成AIの普及によって変化するビジネス環境や、集中力を維持するための工夫について意見を交わした。
AI時代に求められるのは「意思」と「深い思考」

トークセッションでは、まずAIの進化によって仕事の質がどのように変化しているかが話題となった。
岩崎氏は「今はほとんどの作業をAIがやってくれる時代に入っている」と切り出し、「社員には常に『あなたたちは何がやりたいのか』と問いかけています。ロジックはAIが担ってくれるからこそ、人間には自分の意思が必要です。社員一人ひとりがどれだけ深い思考ができたかを見ています」と語った。
一方、岸谷氏も「AIによってアウトプットの質は全体的に底上げされている」としながら、「だからこそナラティブや熱量、情熱がなければ人には伝わらない。自分自身の体験を自分ごととして捉え、それを伝える『意思の力』『情熱の力』が重要になる」と持論を述べた。
原氏も「これからは効率化だけではなく、思考の質を高めるための集中の持続性がますます重視される」と共感を示した。
集中を維持するため、それぞれのリフレッシュ術
続いては「集中力とリフレッシュ」がテーマに。
集中が切れそうになった際の対処法について、岩崎氏は「集中したい時に必ず聴く楽曲のセットリストがあります」と明かし、「人間はパソコンのようにずっと計算し続けられるわけではありません。そういう時は一度リフレッシュしてから仕事に戻るようにしています」と話した。
岸谷氏は「集中にも種類がある」と語り、「作業に没頭する集中もあれば、思考をクリアにして考える集中もある。『あれもこれもやらなきゃ』という頭の中の荷物が取れた状態のほうが、良い集中につながると思います」と自身の考えを紹介した。
「ながらリフレッシュ」は仕事中の新たな習慣に

イベント後半では、仕事中に取り入れている「ながらリフレッシュ」の習慣についてもトークが展開された。
岩崎氏は「コーヒーを飲むことも、意識していなかっただけで『ながらリフレッシュ』だったと思います」と話し、「集中したい時には決まったのど飴をなめています」と普段の習慣を紹介した。
岸谷氏は「会社ではラジオを流して、人が話している声を聞きながら仕事をしています」と明かし、「仕事中のリフレッシュ方法はいろいろありますが、自分に合ったものを見つけることが大切」と語った。
AIを使いこなし、人間にしかできないことへ
イベントの締めくくりでは、AI時代を生きるビジネスパーソンへのメッセージも送られた。
岩崎氏は「AIを取り入れて効率化が進むからこそ、人間にしかできないことに時間を使うことが大切です。皆さんも自分なりのリフレッシュ方法を見つけて仕事に向き合ってほしい」とコメント。
岸谷氏も「これからの時代はAIを活用しながらも、自分自身の意思や情熱を持つことが重要です。自分に合った方法で集中とリフレッシュを切り替えながら、仕事を楽しんでほしい」と呼びかけ、AI時代の働き方について考えるトークセッションを締めくくった。

