そりゃ、これだけの高温なら無理もない。プロ野球2軍戦、ファームリーグが7月22日、とうとう猛暑を理由にノーゲームとなった。
4回途中でノーゲームとなったのは、ロッテ浦和球場で午後0時試合開始のロッテ×オリックス戦。4回裏の攻撃中、ロッテの和田康士朗が空振り三振に倒れた後、ベンチ内で不調を訴えて救急搬送された。
「ロッテでは宮崎竜成も体調を崩しており、試合は1時間近く中断。結局、熱中症の疑いがある選手が複数発生したため、審判団と主催のロッテ球団に確認の上、ノーゲームが成立しました」(球団関係者)
ロッテ浦和球場に近い埼玉県さいたま市では、この日の気温が39度に到達。同時間帯には夏の高校野球埼玉大会も行われていたが、災害級の暑さと騒がれながら、日陰のない屋外でまともに野球をやること自体に無理があるのは、言わずもがなだろう。
興行として本当に成立するのか
球界関係者はノーゲームの判断に頷きながら、
「すでに照明施設がある場所では、ファームリーグでもナイター開催になっています。ただ、ロッテ浦和や西武の2軍球場、カーミニークフィールドは照明設備がないため、どうしてもデーゲーム開催は避けられない。日程上、1軍本拠地で全試合を開催するわけにもいかず、日没デッドのため、もしやるなら朝8時開始など、早朝開催しかない。選手や関係者は体がついていかないから大反対するでしょうけど、本気で対策をとらないと、今後も熱中症で倒れる若手選手が続出するのではないですか」
ちなみに7月23日もファームリーグは全7試合が行われるが、そのうちナイター開催はジャイアンツタウン、横須賀、タマスタ築後の3試合。残りの4試合は山口・由宇で午前10時開催の広島×ハヤテ戦を筆頭に、デーゲームで行われる。興行として本当に成立するのだろうか。

